絶世生物

(ああせいぶつせいぞんぞうけい)

あゝ　生物・生存・造形

(かたちがなけりゃふあんなの)

形が亡けりゃ不安なの？

(ああぜっせいゆいいつのせいめい)

あゝ　絶世唯一の生命

(あのひのぬくもりはもうないの)

あの日の温もりはもう無いの？

(はみだすだいじなもの)

はみ出す大事なモノ

(つむぎだすふあんていなものは)

紡ぎだす不安定なモノは

(そういつだってさいつになったら)

そう　いつだってさ　いつになったら

(ちゃんとしたわだちをつくるよ)

ちゃんとした轍を作るよ

(らいせにかたりつげるように)

来世に語り継げる様に

(むっつのかんせいをたよりに)

６つの感性を頼りに

(だらくじゃないすこしばかり)

堕落じゃない　少しばかり

(やるきがなくなっただけだろう)

やる気が亡くなっただけだろう？

(そうだろう)

そうだろう？

(ああせいぶつせいぞんぞうけい)

あゝ　生物・生存・造形

(ひかりもとめてはうなだれて)

光り求めては項垂れて

(ああぜっせいゆいいつのせいめい)

あゝ　絶世唯一の生命

(あのひのぬくもりはもうないの)

あの日の温もりはもう無いの？

(さしだすだいじなもの)

差し出す大事なモノ

(がかいするふあんていなものは)

瓦解する不安定なモノは

(もういつだってさいつになったら)

もう　いつだってさ　いつになったら

(いままでのわだちをこわすよ)

今までの轍を壊すよ

(らいせにかたりつげるように)

来世に語り継げる様に

(ねじとびあほうのしりぬぐい)

螺子飛び阿呆の尻拭い

(ほんいじゃないかいらくは)

本位じゃない快楽は

(さびしさまぎらわすためだろう)

寂しさ紛らわす為だろう？

(そうだろう)

そうだろう？

(ああれいこくぶあいそうれっせい)

あゝ　冷酷・無愛想・劣性

(なかみはねんねんくだけて)

中身は年々　砕けて

(ああぜっせいゆいいつのせいめい)

あゝ　絶世唯一の生命

(かなしさのあてはもうないの)

哀しさの宛てはもう無いの

(ああせいぶつせいぞんぞうけい)

あゝ　生物・生存・造形

(そのかちがだれかにこわされても)

その価値が誰かに壊されても

(ああぜっせいゆいいつのせいめい)

あゝ　絶世唯一の生命

(ぜろからもやりなおせるの)

雫からもやり直せるの

(きせきとよべるひをまつの)

奇跡と呼べる日を待つの

(きせきとよべるひをまつの)

奇跡と呼べる日を待つの