風のささやき　【あいみょん】

(このままあさがこなけりゃいいのにうずくまってるまっくらなふとんのなかで)

このまま朝がこなけりゃいいのに うずくまってる真っ暗な布団の中で

(またあいつとあいつをぶんなぐってやったそれでもかわらないせいかつに)

またあいつとあいつをぶん殴ってやった それでも変わらない生活に

(いっしょうのおねがいとかつかえたならこのさきをぼくじゃないだれかにかえて)

一生のお願いとか使えたなら この先を僕じゃない誰かに変えて

(てきとうにかったこんぱすながめるだけのじかん)

適当に買ったコンパス 眺めるだけの時間

(きいたことのないなまえのたばこをふかす)

聞いたことのない名前のタバコをふかす

(さんぽにいくのもいのちがけだなああきょうはないてみようかな)

散歩に行くのも命がけだな ああ 今日は泣いてみようかな

(かぜのささやきみみざわりだぼくのことなんかしらないくせにふざけんな)

風のささやき 耳障りだ 僕の事なんか知らないくせにふざけんな

(てぃふぁにーぶるーのそらのした)

ティファニーブルーの空の下

(おいつづけているばかなゆめてにとどきそうでとどかないなあ)

追い続けている馬鹿な夢 手に届きそうで届かないなあ

(いつのひもゆめはあるかあるかととうひげもじゃがいるし)

いつの日も夢はあるかあるかと 問う髭もじゃがいるし

(じゃまくさくてもふれることができないげんじつがあって)

邪魔くさくても触れる事ができない現実があって

(たいむかーどはこんなにまっくろにうまってんのに)

タイムカードはこんなに真っ黒に埋まってんのに

(きょうもぽけっとのなかはかみくずどうめだる)

今日もポケットの中は紙クズ銅メダル

(まじめなふりしたどくたーききあきたせりふばかり)

真面目なふりしたドクター 聞き飽きた台詞ばかり

(ふるえそうなてをにぎりしつこくぼくにいう)

震えそうな手を握りしつこく僕に言う

(なにかあればまたおいでよけっきょくそんなもんなんだな)

「何かあればまたおいでよ」 結局そんなもんなんだな

(くもはながれるあしばやにねぼくのことまるでしってるようにわらうなよ)

雲は流れる 足早にね 僕のことまるで知ってるように笑うなよ

(がんばれなんていうなよくそが)

頑張れなんて言うなよクソが

(しにものぐるいでいきてんだそうかんたんにいわないでおくれ)

死に物狂いで生きてんだ そう簡単に言わないでおくれ

(かぜのささやきみみざわりだぼくのことなんもしらないくせにふざけんな)

風のささやき 耳障りだ 僕のことなんも知らないくせにふざけんな

(てぃふぁにーぶるーのそらのした)

ティファニーブルーの空の下

(おいつづけているばかなゆめてにとどきそうでとどかないなあ)

追い続けている馬鹿な夢 手に届きそうで届かないなあ

(もうすこしだけがんばってみるさぼくのいばしょはどこだい)

もう少しだけ頑張ってみるさ 僕の居場所はどこだい