華爛漫 -Flowers-

(なないろえまきのようにぎわうまちあざやかに)

七色絵巻の様 賑わう町鮮やかに

(きせつはおうからんまん)

季節は桜花爛漫

(ここはえどはなこうじ)

此処は江戸華小路

(おうぎばしのうえにひいろのこいがさき)

扇橋の上に緋色の恋が咲き

(かすむそらへとおもいはせる)

霞む空へと想い馳せる

(ふわりふわりまいおどるように)

ふわり ふわり 舞い踊るように

(ふわりふわりつつむはなびら)

ふわり ふわり 包む花弁(はなびら)

(ふわりふわりうすべにいろに)

ふわり ふわり 薄紅色に

(ふわりふわりそまるはなこうじ)

ふわり ふわり 染まる華小路

(こころしずみしときはこのまちへおいでやしゃんせ)

心沈みし時は 此の町へお出でやしゃんせ

(したをむくことなかれここはえどはなこうじ)

下を向く事無かれ 此処は江戸華小路

(ようきなかけごえにはずむふえたいこ)

陽気な掛声に弾む笛太鼓

(とおもかぞえりゃえがおになる)

十(とお)も数えりゃ笑顔になる

(ふわりふわりまいおどるように)

ふわり ふわり 舞い踊るように

(ふわりふわりつつむはなびら)

ふわり ふわり 包む花弁(はなびら)

(ふわりふわりこんじきたたえ)

ふわり ふわり 金色(こんじき)湛え

(ふわりふわりつどうはなこうじ)

ふわり ふわり 集う花小路

(たとえこよいさくらふぶきが)

例え 今宵 桜吹雪が

(みっつよっつとちりぬれど)

みっつ よっつと散りぬれど

(あすもこのまちのかしこには)

明日(あす)も此の町の彼処(かしこ)には

(ひゃくまんのゆめみだれあふれる)

百万の夢 乱れ溢れる

(ふわりふわりまいおどるように)

ふわり ふわり 舞い踊るように

(ふわりふわりきらめきながら)

ふわり ふわり 煌きながら

(ふわりふわりにしきのゆめに)

ふわり ふわり 錦の夢に

(ふわりふわりそまるはなこうじ)

ふわり ふわり 染まる華小路

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららゆきかう)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 行き交う

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららはなこうじ)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 華小路

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららゆきかう)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 行き交う

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららはなこうじ)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 華小路

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららゆきかう)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 行き交う

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららはなこうじ)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 華小路

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららゆきかう)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 行き交う

(しゃららしゃららしゃららしゃららしゃららしゃららはなこうじ)

しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら しゃらら 華小路