アストロノーツ

(あるあさまくらもとぷれぜんと)

ある朝　枕元　プレゼント

(「まま！これはどんなおはなし？」)

「ママ！これはどんなお話？」

(うちゅうをゆめみたしょうねんのおはなし)

宇宙を夢見た少年のお話

(あるよるそのしょうねんはうちゅうへと)

ある夜　その少年は宇宙へと

(かのじょにわかれをつげ)

彼女に別れを告げ

(じんるいのためにゆうかんにとびたった)

人類のために勇敢に飛び立った

(あすとろのーつあなたをおもって)

アストロノーツ　あなたを想って

(あのころのおもいでをもって)

あの頃の思い出を持って

(どこまでいけるでしょう？)

どこまで行けるでしょう？

(たいようけいをこえたころ)

太陽系を超えた頃

(ずいぶんとおくまできたようだ)

随分遠くまで来たようだ

(ぱぱげんきにしていますか？)

パパ　元気にしていますか？

(こうしんはとだえかたりかけるひび)

交信は途絶え語り掛ける日々

(ちきゅうをとびだしてからいまなんねん？)

地球を飛び出してから今何年？

(ぱぱとおなじとしだよ)

パパと同じ歳だよ

(そうぞうとちがうみらいだこわいな)

想像と違う未来だ　怖いな

(あすとろのーつあなたをおもって)

アストロノーツ　あなたを想って

(あのころのおもいでをもって)

あの頃の思い出を持って

(かなたであえるでしょうぎんがけいをこえたころ)

彼方で会えるでしょう　銀河系を超えた頃

(だれもがみんなこわいんだだれもいないばしょが)

誰もが皆怖いんだ　誰も居ない場所が

(そしてさまようまたあいたいってさ)

そしてさ迷う　また会いたいってさ

(あすとろのーつあなたをおもって)

アストロノーツ　あなたを想って

(あのころのおもいでをもって)

あの頃の思い出を持って

(どこまでもいけないよきみにあいたい)

どこまでも行けないよ　君に会いたい

(あすとろのーつあなたをおもって)

アストロノーツ　あなたを想って

(あのころのぼくらにもどって)

あの頃の僕らに戻って

(どこまでもいけるだろうきみのもとへかえるたび)

どこまでも行けるだろう　君の元へ帰る旅