youth

(あさおきれなくなっていた)

朝　起きれなくなっていた

(きょうをただきざむとけい)

今日をただ刻む時計

(ふかいなおとをはっした)

不快な音を発した

(かいがんどおりのあこがれ)

海岸通りの憧れ

(もどらないせいしゅんにこがれるように)

戻らない青春に焦がれるように

(ただだみんをむさぼる)

ただ惰眠を貪る

(またもどれなくなっていた)

また　戻れなくなっていた

(かこをはなすふりをして)

過去を話すふりをして

(ふかいなうそをならべた)

不快な嘘を並べた

(かいがんどおりのゆうやけ)

海岸通りの夕焼け

(ぶんこでよんだせいしゅんをもやすように)

文庫で読んだ青春を燃やすように

(そらにめをほそめる)

空に目を細める

(ぼくのなまえをよんだ)

僕の名前を呼んだ

(くだらないせかいならばもう)

くだらない世界ならばもう

(すぐおわるように)

すぐ終わるように

(きりとってごみばこへ)

切り取ってゴミ箱へ

(すてちまえばいいだろう)

捨てちまえばいいだろう

(さよならことばよ)

さよなら言葉よ

(さよならこころよ)

さよなら心よ

(ぼくにはなんにもないような)

僕にはなんにもないような

(すばらしいせかいにいくよ)

素晴らしい世界に行くよ

(くだらないはなし)

くだらない話

(みうしなうてつ)

見失う轍

(じょうのないたにんの)

情のない他人の

(むひょうじょうにはむかんけいでいいよ)

無表情には無関係でいいよ

(きょうをなげいた)

今日を嘆いた

(ぼくにてをふるの)

僕に手を振るの

(さんざめくかぜにのせて)

さんざめく風に乗せて

(こんなかなしみが)

こんな悲しみが

(うまれてしまうなんて)

生まれてしまうなんて

(じんせいはまいご)

人生は迷子

(さびついたあいのぶんだけ)

錆びついた愛の分だけ

(ぼくのなまえをよんだ)

僕の名前を読んだ

(くだらないせかいならばもう)

くだらない世界ならばもう

(すぐおわるように)

すぐ終わるように

(きりとってごみばこへ)

切り取ってゴミ箱へ

(さよならをいえば)

さよならを言えば

(さよならことばよ)

さよなら言葉よ

(さよならこころよ)

さよなら心よ

(ぼくにはなんにもないような)

僕にはなんにも無いような

(それはすばらしい)

それは素晴らしい

(さよならことばよ)

さよなら言葉よ

(さよならこころよ)

さよなら心よ

(ぼくにはなんにもないような)

僕にはなんにもないような

(すばらしいせかいにいくよ)

素晴らしい世界に行くよ