CANDY(前編)

(じつはきょうきみとのであいにけりをつけたくて)

実は今日君との出会いにケリをつけたくて

(きみにあうんだこんなぼくをゆるして)

君に会うんだこんな僕を許して

(なやんできめたことだときみにははなすつもりだけど)

悩んで決めたことだと君には話すつもりだけど

(ほんとうはけさふとおもいたっただけなんだ)

本当は今朝ふと思いたっただけなんだ

(あさのひざしでおきたらあまりにもまぶしすぎて)

朝の日差しで起きたらあまりにも眩しすぎて

(すべてがらりとかわったんだきみへのきもちも)

全てガラリと変わったんだ君への気持ちも

(だからといってきみをあいしていないわけじゃない)

だからと言って君を愛していない訳じゃない

(これからはじぶんじしんをかえるつもりだから)

これからは自分自身を変えるつもりだから

(きみにはないしょでほかのおんなのこたちとくらべてたんだ)

君には内緒で他の女の子たちと比べてたんだ

(しきりにくずれるげんそうのなかでひとりでないている)

しきりに崩れる幻想の中でひとりで泣いている

(みじめにひきこもるじぶんにきづいたんだ)

みじめに引きこもる自分に気付いたんだ

(きみからはなれるのさｕｈ)

君から離れるのさuh

(きみからはなれるのさｕｈ)

君から離れるのさuh

(だけどまだあいしているんだ)

だけどまだ愛しているんだ

(そうだけどぼくのこころのなかからきみをけしさるんだ)

そうだけど僕の心の中から君を消し去るんだ

(ずじょうにひろがったぼくのそらをみつめて)

頭上に広がった僕の空を見つめて

(きみへのきもちをもうかためたはずなのに)

君への気持ちをもう固めたはずなのに

(なぜかきみにちかづけばちかづくほど)

なぜか君に近付けば近付くほど

(ぼくたちはおなじそらのしたにたっていた)

僕たちは同じ空の下に立っていた

(ただきみがすきだってそういったんだ)

ただ君が好きだってそう言ったんだ

(これまでじゅんびしたたくさんのことばはおいておいて)

これまで準備したたくさんの言葉は置いておいて

(いつでもきみのそばにいるよ)

いつでも君のそばにいるよ

(こんなやくそくをするんだあのそらをながめながら)

こんな約束をするんだあの空を眺めながら