悪徳のジャッジメント
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歌詞(問題文)
(「さあかいていのじかんだ」)
「さあ 開廷の時間だ」
(「だいいちわあくとくさいばんかんとよごされたしほう」)
「第一話 悪徳裁判官と汚された司法」
(よごされたしほう)
汚された司法
(ひこくのひんぷできまるざいじょう)
被告の貧富で決まる罪状
(ほうていのぬしたる)
法廷の主たる
(わたしがのぞむのはせいぎよりかね)
私が望むのは 正義より金
(ごくあくにんでもかねさえはらえば)
極悪人でも金さえ払えば
(すくってやるさ)
救ってやるさ
(じごくのさたもかねしだい)
地獄の沙汰も金次第
(ようしやねんれいじんしゅやせいべつ)
容姿や年齢 人種や性別
(すべてかんけいない)
全て関係ない
(たいせつなことはかねがはらえるか)
大切なことは金が払えるか
(ただそれだけだ)
ただそれだけだ
(おまえのじんせいはわたししだい)
お前の人生は私次第
(すくいがほしけりゃかねをだせ!)
救いがほしけりゃ金を出せ!
(そうつみはわたしのさじかげんひとつ)
そう罪は私のさじ加減ひとつ
(あくとくのじゃっじめんと)
悪徳のジャッジメント
(えんざいのぬまからすくわれたいならば)
冤罪の沼からスクわれたいならば
(もっとおかねをわたしなさい)
もっとお金を渡しなさい
(「だいにわはこにわのむすめとたいざいのうつわ」)
「第二話 箱庭の娘と大罪の器」
(あしのふじゆうなむすめのためにも)
足の不自由な 娘のためにも
(かねがひつよう)
金が必要
(たいざいのうつわななつがそろえば)
大罪の器 七つが揃えば
(ねがいはかなう)
願いは叶う
(きょうもくりひろげられるぎわくのほうてい)
今日も繰り広げられる疑惑の法廷
(あくにんがわらいぜんにんがなく)
悪人が笑い善人がなく
(そうつみはわたしのさじかげんひとつ)
そう罪は私のさじ加減ひとつ
(あくとくのじゃっじめんと)
悪徳のジャッジメント
(みずからのひがんをかなえるためならば)
自らの悲願を叶えるためならば
(ひどうのつちをふるいつづける)
非道の槌を振るい続ける
(「だいさんわないせんのはじまりとおわるさいばん」)
「第三話 内戦の始まりと終わる裁判」
(みんしゅうごろしのあくらつしょうぐん)
民衆殺しの悪辣将軍
(しざいがとうぜん)
死罪が当然
(わたされたわいろ)
渡された賄賂
(わたしはひこくにむざいをつげた)
私は被告に無罪を告げた
(まきおこるいかり)
巻き起こる怒り
(はじまったないせん)
始まった内戦
(ころされたしょうぐん)
殺された将軍
(むざんなしたい)
無惨な死体
(のにさらす)
野にさらす
(いかりのほこさきわたしへとむかい)
怒りの矛先 私へと向かい
(もえさかるいえ)
燃え盛る家
(いとしい「むすめ」よ)
愛しい「娘」よ
(ふたりいっしょならきょうふなどない)
二人一緒なら恐怖など無い
(やけおちたやしきからみつかるだろう)
焼け落ちた屋敷から見つかるだろう
(こどくな「おやこ」のなきがらが・・・・・・)
孤独な「親子」の亡骸が……
(「だいしわめいかいのぬしとさいごのしんぱん」)
「第死話 冥界の主と最後の審判」
(めがさめたときに)
目が覚めたときに
(ひとりいたばしょは)
一人いた場所は
(めいかいのもん)
冥界の門
(てんごくかじごくかそれをきめるのは)
天国か地獄か それを決めるのは
(めいかいのぬし)
冥界の主
(ごくあくにんでもかねさえはらえば)
極悪人でも 金さえ払えば
(すくってやるさ)
救ってやるさ
(じごくのさたもかねしだい)
地獄の沙汰も金次第
(わたしはほほえみめいかいのぬしにそっとみみうち)
私は微笑み 冥界の主にそっと耳打ち
(「わたしのざいさん)
「私の財産
(きさまなんぞには)
貴様なんぞには
(けっしてわたさない」)
決して渡さない」
(とびらにとびこんだこのからだ)
扉に飛び込んだこの身体
(じごくのそこへおちていく)
地獄の底へ落ちて行く
(そうつみはわたしのさじかげんひとつ)
そう罪は私のさじ加減ひとつ
(あくとくのじゃっじめんと)
悪徳のジャッジメント
(たとえだれだろうとわたしのこのつみ)
たとえ誰だろうと私のこの罪
(さばくことはみとめない)
裁くことは認めない
(そういつかふたたびこのてにあつめよう)
そういつか再びこの手に集めよう
(たいざいのふらぐめんと)
大罪のフラグメント
(そのときにじごくはわたしとむすめの)
その時に地獄は私と娘の
(ゆーとぴあへとかわるだろう・・・・・・)
理想郷へと変わるだろう……