美談

(ふとおもいだしたことがあった)

ふと思い出したことがあった

(わかれてからもうはんとしはたっていたのに)

別れてからもう半年は経っていたのに

(ふとおもいだしたことがあった)

ふと思い出したことがあった

(よみがえるきおくはどれもしあわせなものばかりだった)

蘇る記憶はどれも幸せなものばかりだった

(なんとなくわかってはいたけど)

なんとなく分かってはいたけど

(なんとなくおもってはいたけど)

なんとなく思ってはいたけど

(なんとなくきづいてはいたけど)

なんとなく気づいてはいたけど

(おいつづけていたおいつづけていた)

追い続けていた　追い続けていた

(そんなわたしがまだ)

そんな私がまだ

(わすれられないのはあなたではなくて)

忘れられないのはあなたではなくて

(あなたとすごしたかこ)

あなたと過ごした過去

(こんなわたしがまだ)

こんな私がまだ

(わすれられないのはあなたではなくて)

忘れられないのはあなたではなくて

(ふたりのじかんでした)

2人の時間でした

(ふとおもいだしたことがあった)

ふと思い出したことがあった

(わかれたのはまるできのうのことのようだった)

別れたのはまるで昨日のことのようだった

(ふとおもいだしたことがあった)

ふと思い出したことがあった

(よみがえるきおくはどれもびかされたものばかりだった)

蘇る記憶はどれも美化されたものばかりだった

(あのときうざかったあなたのことが)

あの時うざかったあなたの事が

(あのときのおもいでやかこのことが)

あの時の思い出や過去のことが

(いまになってさきれいにみえだして)

今になってさ　綺麗に見え出して

(あのときなんできづけなかった)

あの時なんで気づけなかった

(あのときなんでめをそらせなかった)

あの時なんで目を逸らせなかった

(むかしばなしはうつくしくなってしまった)

昔話は美しくなってしまった

(そんなわたしがまだ)

そんな私がまだ

(わすれられないのはあなたではなくて)

忘れられないのはあなたではなくて

(あなたとすごしたかこ)

あなたと過ごした過去

(こんなわたしがまだ)

こんな私がまだ

(そんなわたしがまだ)

そんな私がまだ

(わすれられないのはあなたではなくて)

忘れられないのはあなたではなくて

(かってにびかされたふたりのかこ)

勝手に美化された　2人の過去

(こんなわたしがまだ)

こんな私がまだ

(わすれきれないのはあなたではなくて)

忘れきれないのはあなたではなくて

(ふたりのじかんでした)

2人の時間でした

(わたしのきもちでした)

私の気持ちでした