愛の波

(だれにもかれにもまてどくらせどそなわらぬあいのなみ)

誰にも彼にも　待てど暮らせど備わらぬ愛の波

(わかんないことはわがっまに)

わかんないことはワガママに。

(さみしいひとだけがｌｅｔｍｅｂｅおともだち)

さみしい人だけがlet me be　おともだち

(あなたとわかれてじかんばかりがあまるなばからしい)

あなたと別れて時間ばかりが余るな　馬鹿らしい

(すかんなすかんがつかんだあのこいでわたしはできている)

好かんな、好かんが掴んだあの恋で私はできている

(どれだけくらしがみじめだとしても)

どれだけ暮らしが惨めだとしても

(せめてことばとおもいはつかいはたしてゆくよ)

せめて言葉と想いは使い果たしてゆくよ

(だれかにとどけているつもりでいて)

誰かに届けているつもりでいて、

(まだだいじょうぶ？ってじぶんにきいていたんだな)

まだ大丈夫？ってじぶんに訊いていたんだな

(もうやめとくかい？あなたを、まだすきみたい)

「もうやめとくかい？」あなたを、まだ好きみたい

(あめにもかぜにもまけどうらみにならさせるなあいのかね)

雨にも風にも負けど　恨みに鳴らさせるな愛の鐘

(まざんないとかいのざらざらにだかれあわになる)

混ざんない都会のザラザラに抱かれ泡になる

(どれだけくらしがみじめだとしても)

どれだけ暮らしが惨めだとしても

(あいしてしまうのだおもいでとみらいったらしのじぶん)

愛してしまうのだ。思い出と未来ったらしの自分

(まさかね、ごめんねさよならきらいなひと)

「まさかね、ごめんね」さよなら　きらいなひと

(もうだいじょうぶ！ってきぶんにしていたのにな)

もう大丈夫！って気分にしていたのにな

(しずかに、さいしゅうかいでながれるうたをえらんでいる)

静かに、最終回で流れる歌を選んでいる

(かくせいのしぐさでかくせいのきづかれにもなれ)

覚醒の仕草で拡声の気疲れにも慣れ

(だれもがひとつのなみのおとにゆだねた)

誰もが一つの波の音に委ねた

(まちがいだらけまじわるかげ)

間違いだらけ　交わる影

(ひびはすれちがうかなしみだけ)

日々はすれ違う悲しみだけ？

(どれだけいのりがふがいないとしても)

どれだけ祈りが不甲斐ないとしても

(せめてことばとおもいはつかいはたしてゆくよ)

せめて言葉と想いは使い果たしてゆくよ

(もうやめとくかい？あなたを、まだすきみたい)

「もうやめとくかい？」あなたを、まだ好きみたい