かまぼこかまほろかまことか / 知声

(ねりあげきずいてきたことばが)

練り上げ築いてきた言葉が

(やっといたについてきたのに)

やっと板についてきたのに

(からっぽのことばとえとせとら)

空っぽの言葉とエトセトラ

(てつがくをかたってるｐｈｅｎｏｍｅｎｏｎだ)

哲学を騙ってる"哲学"(phenomenon)だ

(ふくそうするしそう「そうする」のへんこう)

輻輳する思想　「そうする」の偏向

(そうじてりそうきょうみてるひょうそう)

総じて理想郷　見てる表層

(ねんしそうそうじょうほうはぼうちょう)

年始早々　情報は膨張

(じょうちょしょうそうもうすぐでおうじょう)

情緒焦燥　もうすぐで往生

(とうとうとうひこう？すてたしんこん)

とうとう逃避行？　捨てた心根

(とおかのきくにもかけたにんじょう)

十日の菊にも　かけた人情

(おこのさたｓａｔｕｄａｙｎｉｇｈｔ)

烏滸の沙汰　Saturday night

(たあいないもんどう＆ろんそう)

他愛ない問答＆論争

(これはかまぼこかまほろかまことか)

これはカマボコか マホロか マコトか

(あいまいないたみはきだしたい)

曖昧な痛み吐き出したい

(ならこのままはかばまでみてみたい)

なら このまま墓場まで見てみたい

(しんしょうのしんそうできょういぞん)

心象の深層で共依存

(それはかまぼこかまほろかまことか)

それはカマボコか マホロか マコトか

(あいたいないかりはいまひだい)

相対な怒りは今肥大

(ならこのままさかさまでいてみたい)

なら このままさかさまでいてみたい

(しんぞうのしんをさらけだして)

真像の芯をさらけ出して

(かみしめるほどのくいもなく)

噛み締めるほどの悔いもなく

(そのくせくずれるわけでもなく)

そのくせ崩れるわけでもなく

(あとづけのさいしょくにそまるのは)

後付けの彩色に染まるのは

(せんがくひさいのらぐなろく)

浅学菲才のラグナロク

(てきごうするしそうこうじてりそうぞう)

適合する思考　好じて理想像

(きょういでひろうろうかするほんしょう)

脅威で疲労　老化する本性

(こうむるひぼうきょうじてちほうしょう)

被る誹謗　興じて痴呆症

(どうしできそうきょうしつはすいぼう)

同志で競う　教室は衰亡

(こうこうときぼうひかるきんこう)

煌々と希望　光る近郊

(もうどうしようもないはてのじんぼう)

もうどうしようもない　果ての尋訪

(おどるだけのもうじゅうもうじゅうしたいのかい)

踊るだけの猛獣　盲従したいのかい

(かいごかん)

下位互換

(これはかまぼこかまほろかまことか)

これはカマボコか マホロか　マコトか

(たいがいなじだいぬけだしたい)

大概な時代抜け出したい

(からこのままはてるまでいたくない)

から このまま果てるまでいたくない

(しんじょうのじじょうにもほういもう)

身上の事情にも包囲網

(それはかまぼこかまほろかまことか)

それは カマボコか マホロか マコトか

(さいあいなひとりはいまいない)

最愛な一人は今いない

(ならこのままさかさまでいてみたい)

なら このままさかさまでいてみたい

(しんこうのしんぎをさらして)

信仰の真偽を晒して

(いかりきかざっているしんぱしーによっている)

怒り着飾っている シンパシーに酔っている

(なにもわかってないのにわかったようなくちをきく)

何も分かってないのに分かったような口を聞く

(いだいになってきてしだいにくさってきた)

偉大になってきて 次第に腐ってきた

(だれにもわかるわけない)

誰にもわかるわけない

(かみのみそしるのみほしうる)

神の味噌汁飲み干し得る

(これはかまぼこかまほろかまことか)

これはカマボコか マホロか マコトか

(あいまいないたみはきだしたい)

曖昧な痛み吐き出したい

(ならこのままはかばまでみてみたい)

なら このまま墓場まで見てみたい

(しんしょうのしんそうできょういぞん)

心象の深層で共依存

(それはかまぼこかまほろかまことか)

それはカマボコか マホロか マコトか

(あいたいないかりはいまひだい)

相対な怒りは今肥大

(ならこのままさかさまでいてみたい)

なら このままさかさまでいてみたい

(しんぞうのしんをさらけだして)

真像の芯をさらけ出して