decision

(おおくをかたりすぎてしまえば)

多くを語りすぎてしまえば

(しんじつはぼやけてしまう)

真実はぼやけてしまう

(ことばはときにとてもむりょくで)

言葉は時にとても無力で

(おもいをじゃましてしまうから)

想いを邪魔してしまうから

(ねぇただしかったのかなんて)

ねぇ正しかったのかなんて

(ねぇどうかきかないでいて)

ねぇどうか聞かないでいて

(そうぼくはゆく)

そう僕は行く

(このさきがたとえどんなにも)

この先がたとえ　どんなにも

(りふじんなばしょだったとしても)

理不尽な　場所だったとしても

(ぼくはもうぼくで)

僕はもう僕で

(ありつづけるしかないことが)

あり続けるしかない事が

(きみのむねに)

君の胸に

(かなしくひびこうとも)

悲しく響こうとも

(おさなきぼくがえらんだみちは)

幼き僕が選んだ道は

(にどとはひきかえせないみち)

二度とは引き返せない道

(あれはさいしょでさいごのかくご)

あれは最初で最後の覚悟

(とおくでみらいがさけんでた)

遠くで未来が叫んでた

(ねぇあのひのぼくがほら)

ねぇあの日の僕がほら

(ねぇせなかでうなずいてる)

ねぇ背中で頷いてる

(そうぼくはゆく)

そう僕は行く

(ふりかえらずににげださずに)

振り返らずに　逃げ出さずに

(かおをあげてあるいてゆくんだ)

顔を上げて　歩いて行くんだ

(ぼくはもうぼくで)

僕はもう僕で

(ありつづけるしかないことを)

あり続けるしかない事を

(きみはいつか)

君はいつか

(わかってくれるだろう)

解ってくれるだろう

(つよいむかいかぜがふいている)

強い向かい風が吹いている

(つめたさがやけにはだにしみてくる)

冷たさがやけに肌に染みてくる

(こごえそうにかじかむてをいま)

凍えそうにかじかむ手を今

(まっすぐにむこうがわにのばすんだ)

真っ直ぐに向こう側に伸ばすんだ

(そうぼくはゆく)

そう僕は行く

(このさきがたとえどんなにも)

この先がたとえ　どんなにも

(りふじんなばしょだったとしても)

理不尽な　場所だったとしても

(ぼくはもうぼくで)

僕はもう僕で

(ありつづけるしかないことを)

あり続けるしかない事を

(ぼくじしんが)

僕自身が

(うけとめなきゃならない)

受け止めなきゃならない