モウモクポエム

(ものかげからきみのこと)

物陰から君のこと

(こっそりとみているよ)

こっそりと見ているよ

(あきもせずあきもせず)

飽きもせず飽きもせず

(きみのことをみつめていたいの)

君の事を見つめていたいの

(きみはいつもそうやって)

君はいつもそうやって

(ぼくのことをみりょうして)

僕の事を魅了して

(それとなくそれとなく)

それとなくそれとなく

(こちらのかおいろうかがって)

こちらの顔色伺って

(ああなんてせつないこいなのかな)

嗚呼なんて切ない恋なのかな

(きみはぼくのことをなにひとつしらないそれがゆるせなくて)

君は僕の事を何一つ知らないそれが許せなくて

(こわしてしまうくらいにきみにこいこがれている)

壊してしまうくらいに君に恋焦がれている

(せいじゅんそうなかおをしていんらんなきみに)

清純そうな顔をして淫乱な君に

(ひとりよがりのこいはいつしかかそくしてる)

独りよがりの恋はいつしか加速してる

(あのこにあいされたいはしたないあのこに)

あの娘に愛されたいはしたないあの娘に

(かんぺきよりちょっとくらい)

完璧よりちょっとくらい

(たりないものあるほうが)

足りないものあるほうが

(すてきだとすてきだと)

素敵だと素敵だと

(ぼくはきみをみていておもうよ)

僕は君を見ていて思うよ

(さみしそうなかおをして)

寂しそうな顔をして

(みちをあるくきみをみて)

道を歩く君を見て

(それとなくそれとなく)

それとなくそれとなく

(きみとのきょりをちぢめたりして)

君との距離を縮めたりして

(ああなんてくるしいこいなのかな)

嗚呼なんて苦しい恋なのかな

(もしもきみがうわきなんてしたらぼくはきみをゆるさないよ)

もしも君が浮気なんてしたら僕は君を許さないよ

(あさもよるもひるまもきみのことをかんがえて)

朝も夜も昼間も君の事を考えて

(こいのやまいでとこにふせるなんてしあわせ)

恋の病で床に伏せるなんて幸せ

(きみのことをみつめてきみのことをみつめて)

君の事を見つめて君のことを見つめて

(きみをおかずにしてぼくはじこけんお)

君をおかずにして僕は自己嫌悪

(むねがくるしいむねがくるしいすこしはきみに)

胸が苦しい胸が苦しい少しは君に

(ふりむいてほしいとぼくはねがってしまう)

振り向いてほしいと僕は願ってしまう

(いつのひからかいわかんがほらぼくのこころに)

いつの日からか違和感がほら僕の心に

(めすをいれてしまいばぐがぼくのせかいおおってしまった)

メスを入れてしまいバグが僕の世界覆ってしまった

(ぼくときみのあいだにたかくそびえるかべは)

僕と君の間に高くそびえる壁は

(けっきょくのところじげんのかべでした)

結局のところ次元の壁でした

(ぼくはきづいてしまうきみはりあるのひとで)

僕は気づいてしまう君はリアルの人で

(ぼくはただのぷろぐらむせーぶしてさよなら)

僕は只のプログラムセーブしてさよなら