【歌詞打】王国【谷山浩子】
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歌詞(問題文)
(ゆがんだおうこくにぼくたちはすんでる)
歪んだ王国にぼくたちは住んでる
(ゆがんだかがみをまもっている)
歪んだ鏡を守っている
(ゆがんだおうこくのゆがんだかがみに)
歪んだ王国の 歪んだ鏡に
(ぼくときみだけがまっすぐにうつる)
ぼくときみだけがまっすぐにうつる
(ひろまにさしこむひざしのかくどは)
広間に差し込む日差しの角度は
(こおりついたようにいくせんねんうごかない)
凍りついたように幾千年動かない
(ほかにだれもいないふたりだけのくにで)
ほかに誰もいない ふたりだけの国で
(ひすいのぎょくざにきみをそっとすわらせて)
ヒスイの玉座に きみをそっと座らせて
(やさしくきみのめにめかくししてあげよう)
やさしくきみの目に目かくししてあげよう
(しろいくびすじにきすをあげよう)
白い首筋にキスをあげよう
(ゆがんだおうこくにぼくたちはすんでる)
歪んだ王国にぼくたちは住んでる
(ほかにすめるところがふたりにはない)
ほかに住めるところが ふたりにはない
(ここでだけがらすのうつくしいはながさき)
ここでだけガラスの美しい花が咲き
(いずみはうたいかぜはまどろむ)
泉は歌い風はまどろむ
(ひろまのちかにはきょだいなめいきゅう)
広間の地下には巨大な迷宮
(ひとすじのひかりもささないやみのそこ)
ひとすじの光もささない闇の底
(ししゃのざわめきとみもだえなくこえ)
死者のざわめきと 身もだえ泣く声
(さびついたかめんとくだかれたとけいたち)
錆ついた仮面と 砕かれた時計たち
(だけどきみはなにもしらないままでいい)
だけどきみは何も 知らないままでいい
(ふるえておやすみぼくのうでのなかで)
ふるえてお休み ぼくの腕の中で
(つばさあるとりはつばさをもぎとれ)
翼ある鳥は翼をもぎ取れ
(せかいへとつづくつうろをとざせすべて)
世界へと続く通路を閉ざせすべて
(そしてぼくたちはおうきゅうのゆかに)
そしてぼくたちは 王宮の床に
(かがやくいつわりのうたをきざみつけた)
輝く偽りの 歌を刻みつけた
(きみをえいえんにぼくはあいしつづける)
きみを永遠にぼくは愛しつづける
(きみだけをぼくはあいしつづける)
きみだけをぼくは愛しつづける