魔法が解けたら

(あなたがすきなものは)

あなたが好きなものは

(わたしだってぜんぶすきになりたいの)

私だって全部好きになりたいの

(あなたがしたいことは)

あなたがしたい事は

(いつだってそばでみていたいの)

いつだって隣で見ていたいの

(じょしゅせきでうたうきみ)

助手席で歌う君

(ふたりだけのゆめのくにへ)

ふたりだけの夢の国へ

(つれていくよ)

連れて行くよ

(きっとうんめいとはもっとたんじゅんでさ)

きっと運命とはもっと単純でさ

(うらないもあかいいともあてにならないよ)

占いも赤い糸もあてにならないよ

(なんてぼくがいえばどうせわらいながら)

なんて僕が言えばどうせ笑いながら

(どうしたのあたまうったのってからかうんだ)

「どうしたの？頭打ったの？」ってからかうんだ

(そんなじかんがすき)

そんな時間が、好き。

(あなたのそばにいれば)

あなたの隣にいれば

(わたしもすこしだけつよくなれるんだ)

私も少しだけ強くなれるんだ

(あなたのうたをきくと)

あなたの歌を聴くと

(どんなにおちこんでたってわすれちゃうわ)

どんなに落ち込んでたって忘れちゃうわ

(そんなひびもさよなら)

そんな日々もさよなら

(わらいばなしくらいになれば)

笑い話くらいになれば

(よかったのに)

よかったのに

(もっとあなたといっしょにいきたいところ)

「もっとあなたと一緒に行きたいところ

(あったのにそれなのにってなかせてばかりだ)

あったのに、それなのに…」って泣かせてばかりだ

(ほんとにやくそくもまもれないでごめんな)

ほんとに約束も守れないでごめんな

(ゆめのくにまぼろしになってしまったみたいだ)

夢の国　幻になってしまったみたいだ

(こんなじぶんがいや)

こんな自分が、嫌。

(あぁこのきょくまだおぼえてた)

あぁこの曲まだ覚えてた

(くちずさんでしまったりして)

口ずさんでしまったりして

(もうほかのだれかとはうたえないやってしったんだ)

“もう他の誰かとは歌えないや”って知ったんだ

(ふたりだけのじかんもまほうがとけたら)

ふたりだけの時間も、魔法が解けたら

(もうぼくはきみはいかないとね)

もう僕は、君は、行かないとね

(ぐっないいとしいひびぼくのなかでおやすみ)

グッナイ愛しい日々。僕の中でおやすみ

(かなしいもたのしいもゆるされぬように)

悲しいも楽しいも許されぬように

(どうせならこのままきみのほうはこれから)

どうせならこのまま、君の方はこれから。

(しあわせにってひとごとみたいだでもそれでいいんだ)

『幸せに』って他人事みたいだ。でもそれで良いんだ

(こんなぼくでごめんな)

こんな僕で、ごめんな。