いとしき日々よ /平井堅

(たとえときがうつろうと)

たとえ時がうつろうと

(ぬいあわせたきずなはけっしてほどけない)

縫い合わせた絆は決してほどけない

(あああなたのこえは)

ああ　あなたの声は

(わすれればわすれゆくほどに)

忘れれば忘れゆくほどに

(やきついてた)

焼きついてた

(あなたのてをつよくにぎることも)

あなたの手を　強く握ることも

(あなたをだきしめることも)

あなたを抱きしめることも

(ゆるされないさだめだとしってても)

許されない運命だと知ってても

(そのえがおにそのなみだに)

その笑顔に　その涙に

(そのひたむきなおもいにふれたかった)

そのひたむきな想いに触れたかった

(こころから)

心から

(いとしきひびよ)

いとしき日々よ

(さよならはいわないで)

サヨナラは言わないで

(あなたにあいたくて)

あなたに会いたくて

(もういちどあいたくて)

もう一度会いたくて

(とどくまでさけびつづける)

届くまで叫びつづける

(わすれはしない)

忘れはしない

(このからだがきえても)

この体が消えても

(あなたにふくかぜよ)

あなたに吹く風よ

(あなたにさくはなよ)

あなたに咲く花よ

(あなたとおいかけたあすよ)

あなたと追いかけた明日よ

(またあいたくて)

また会いたくて

(いまもむねにのこるよ)

今も胸に残るよ

(せかいでいちばんうつくしいゆうひが)

世界で一番美しい夕陽が

(ああそのひとみには)

ああ　その瞳には

(ふあんよりおおきなきぼうが)

不安より大きな希望が

(かがやいてた)

輝いてた

(ただちかくで)

ただ近くで

(みつめあえるだけで)

見つめあえるだけで

(しあわせのすべてをしった)

幸せのすべてを知った

(みちのさきにかなしみがまってても)

道の先に哀しみが待ってても

(そのねがいを)

その願いを

(そのことばを)

その言葉を

(そのひとすじのひかりをまもりたかった)

そのひとすじの光を守りたかった

(いつまでも)

いつまでも

(そのえがおに)

その笑顔に

(そのなみだに)

その涙に

(そのひたむきなおもいにふれたかった)

そのひたむきな想いに触れたかった

(こころから)

心から

(いとしきひびよ)

いとしき日々よ

(さよならはいわないで)

サヨナラは言わないで

(あなたにあいたくて)

あなたに会いたくて

(もういちどあいたくて)

もう一度会いたくて

(とどくまでさけびつづける)

届くまで叫びつづける

(わすれはしない)

忘れはしない

(このからだがきえても)

この体が消えても

(あなたにふくかぜよ)

あなたに吹く風よ

(あなたにさくはなよ)

あなたに咲く花よ

(あなたとおいかけたあすよ)

あなたと追いかけた明日よ

(またあいたくて)

また会いたくて

(いとしきひびよ)

いとしき日々よ

(いまあるきだそう)

いま歩きだそう