結局

(けっきょくなんにもできないな)

結局なんにもできないな

(けっきょくなんにもできないな)

結局なんにもできないな

(これはよなかようなかつづるかし)

これは夜中酔う中綴る歌詞

(そういわんとはずかしくてうたえないな)

そう言わんと恥ずかしくて歌えないな

(まわりがいつもきらついてる)

周りがいつもキラついてる

(どうしたってくらべちゃってってきりないな)

どうしたって比べちゃってってキリないな

(ああきょうもむこきゅうのまましっとのうみをおよいでいきてるんだ)

嗚呼今日も無呼吸のまま嫉妬の海を泳いで生きてるんだ

(うたうあなたにはこのきもちわからない)

「歌うアナタにはこの気持ち分からない」

(そうなんどきいたかしらんし)

そう何度聞いたか知らんし

(「あのひみたくみらいにゃもうふあんにゃならんでしょ」)

「あの日見たく未来にゃもう不安にゃならんでしょ」

(っていわれたりするんだ)

って言われたりするんだ

(でもやっぱこわいんだよな)

でもやっぱ怖いんだよな

(けっきょくなんにもできないな)

結局なんにもできないな

(けっきょくなんにもできないな)

結局なんにもできないな

(よるはゆめみるゆえのじこけんお)

夜は夢見る故の自己嫌悪

(ないものねだりばっかきりないな)

ないものねだりばっかキリないな

(ぜったいてきなみらいもとうしんだいのしあわせももうないから)

絶対的な未来も等身大の幸せももう無いから

(どれだけあがけんのか)

どれだけ足掻けんのか

(それだけだな)

それだけだな

(わかいうちならまだいいが)

若いうちならまだいいが

(じゅうねんごなにしてっかみえますか)

10年後何してっか見えますか

(ん～きょうはしゅうりょうがにげこうじょう)

「ん〜今日は終了！」が逃げ口上

(さけのんでふとんにおちてくんだ)

酒飲んで布団に落ちてくんだ

(せつなおもうのはあのひみたゆめもよう)

刹那思うのはあの日見た夢模様

(もうなんこかしらはかなって)

もう何個かしらは叶って

(たとえいまおわってもそれなりになんてさ)

例え今終わってもそれなりになんてさ

(おもったりもするけど)

思ったりもするけど

(まだやっぱおわりたくないから)

まだやっぱ終わりたくないから

(なくほどのさちをうけたって)

泣くほどの幸を受けたって

(ふかいあいをしれたって)

深い愛を知れたって

(つぎはなんだいまだたんないなんていう)

次はなんだいまだ足んないなんて言う

(いきてるかぎり)

生きてる限り

(でもでも)

でもでも

(このいきかたをあいしてるんだ)

この生き方を愛してるんだ

(たるをしるがうつくしいなら)

足るを知るが美しいなら

(いまはみにくくいたい)

今は醜くいたい

(けっきょくなんにもできちゃいない)

結局なんにもできちゃいない

(けっきょくなんにもできちゃいないが)

結局なんにもできちゃいないが

(おごりよりほこりもちおどりたい)

おごりより誇り持ち踊りたい

(だっていつだってさ)

だっていつだってさ

(いつかかねもめいよもてにはいれて)

いつか金も名誉も手に入れて

(こんなんむかちだっていいてぇ)

こんなん無価値だって言いてぇ

(いんすたんとなかちかんにあっとうされてしまうようなひびのなか)

インスタントな価値観に圧倒されてしまう様な日々の中

(どれだけじぶんでいれんのか)

どれだけ自分でいれんのか

(それだけだな)

それだけだな