Ghostic Treat House

(てんしのなさけかいたずらごころか)

天使の情けか悪戯心か

(おあつらえむきのあらしにさそわれ)

おあつらえむきの嵐に誘われ

(とうにさびついたよびりんのおとに)

とうに錆びついた呼び鈴の音に

(にわかうかれたつかんがひらいた)

にわか浮かれ立つ館が開いた

(びしょぬれでいけません)

びしょ濡れで　いけません

(どうぞ)

どうぞ

(ちゅうへ)

中へ

(だんろのちかくまで)

暖炉の近くまで…

(ｗｅｌｃｏｍｅ)

Welcome

(ｇｈｏｓｔｉｃｔｒｅａｔｈｏｕｓｅこよいのであいに)

Ghostic treat house　今宵の出会いに

(ぴんくのあぺりてぃふてわたして)

ピンクのアペリティフ　手渡して

(ｇｒａｃｅｆｕｌｔｒｉｃｋｎｉｇｈｔひさかたぶりの)

Graceful trick night　久方ぶりの

(げすとをかこむうたげおんがくをながし)

ゲストを囲む宴　音楽を流し

(おまねきしましょう)

お招きしましょう

(ないとめあ)

ナイトメア

(でぃなーのじゅんびをまっているあいだ)

ディナーの準備を待っているあいだ

(かんにまつわるむかしばなしでも)

館にまつわる昔話でも

(いいえ　もうすこしなのらずそのまま)

いいえ　もう少し名乗らずそのまま

(かんびなひびきはよくばりにさせる)

甘美な響きは欲張りにさせる

(がいはまだひどいあめ)

外はまだ　酷い雨

(ゆげの)

湯気の

(かおる)

香る

(あたたかいすーぷを)

温かいスープを…

(ｗｅｌｃｏｍｅ)

Welcome

(ｇｈｏｓｔｉｃｔｒｅａｔｈｏｕｓｅこよいはだれもが)

Ghostic treat house　今宵は誰もが

(たわいないあそびにきょうじるよる)

他愛ない遊びに興じる夜

(ｇｒａｃｅｆｕｌｔｒｉｃｋｎｉｇｈｔわたくしたちも)

Graceful trick night　わたくし達も

(ひゃくねんぶりのきせきどうかおそれずに)

百年ぶりの奇跡　どうか怖れずに

(たのしいひととき)

たのしいひととき

(めしあがれ)

召し上がれ

(かんきにわいたよるのおわりはだれもしらない)

歓喜に沸いた　夜の終わりは　誰も知らない

(おどりあかそうさあ)

踊り明かそう　さあ

(かさなるちくたく)

かさなる　チクタク

(ちくたく)

チクタク

(あなたのしらべに)

あなたの調べに

(ふきかえすこどうひびかせて)

吹き返す鼓動　響かせて

(ちくたくちくたく)

チクタク　チクタク

(すてっぷをふむ)

ステップを踏む

(そのびょうしんをどうぞこちらにあずけて)

その秒針をどうぞ　こちらに預けて

(えいえんのはじまり)

永遠のはじまり

(ｗｅｌｃｏｍｅ)

Welcome

(ｇｈｏｓｔｉｃｔｒｅａｔｈｏｕｓｅこよいはだれもが)

Ghostic treat house　今宵は誰もが

(たわいないあそびにきょうじるよる)

他愛ない遊びに興じる夜

(ｇｒａｃｅｆｕｌｔｒｉｃｋｎｉｇｈｔわたくしたちも)

Graceful trick night　わたくし達も

(ひゃくねんぶりのきせきどうかおそれずに)

百年ぶりの奇跡　どうか怖れずに

(まだまだおわらない)

まだまだ終わらない

(ないとめあ)

ナイトメア