絵空事未来

(あきらめられないこどもみたいなおもいが)

諦められない子供みたいな思いが

(どこかでうたったあうとさいだーのさけびが)

どこかで歌ったアウトサイダーの叫びが

(あたまのなかできょうもりふれいんする)

頭の中で今日もリフレインする

(これからきみはどうしたい？)

これから君はどうしたい？

(これからきみはどうしたい？)

これから君はどうしたい？

(そらもようのようにかわっていく)

空模様のように変わっていく

(うきあしだったぼくらのせんげん)

浮き足立った僕らの宣言

(ばからしいことをたいせつにしたって)

バカらしいことを大切にしたって

(いきていくにはなんせんすなんだな)

生きていくにはナンセンスなんだな

(えそらごとのりょうくうで)

絵空事の領空で

(かいじゅうになっちゃったきみの)

怪獣になっちゃった君の

(くもまのあかりできょうも)

雲間の明かりで今日も

(いきてしまったいきてしまったんだ)

生きてしまった生きてしまったんだ

(ほんとうはぼくもかいじゅうとたいじできるくらいの)

本当は僕も怪獣と対峙できるくらいの

(ひーろーになりたいんだなりたくないんだ)

ヒーローになりたいんだなりたくないんだ

(いきぐるしさときしょうよほう)

息苦しさと気象予報

(けいしょうをならしてこれからそうしようか)

警鐘を鳴らしてこれからそうしようか

(ぼくらのいししゅちょうがうそでもほんとうでも)

僕らの意思主張が嘘でも本当でも

(さとにはさとのるーるがあって)

郷には郷のルールがあって

(さとではさとのるーるをまもらなきゃ)

郷では郷のルールを守らなきゃ

(どろぬまのようにくさっていく)

泥沼のように腐っていく

(ぬけだせなくなったぼくはておくれ)

抜け出せなくなった僕は手遅れ

(あたらしいものでとりつくろったって)

新しいもので取り繕ったって

(しんがなければ”こんてんつ”なんだな)

芯がなければ“コンテンツ”なんだな

(えそらごとのりょうくうで)

絵空事の領空で

(かいぶつになっちゃったぼくは)

怪物になっちゃった僕は

(くもまのあかりもなにもみえなくなって)

雲間の灯りも何も見えなくなって

(みえなくなってああ)

見えなくなって嗚呼

(ほんとうはぼくもへいぼんなまいにちにたえうる)

本当は僕も平凡な毎日に耐えうる

(えきすとらになりたいんだなりたくないんだ)

エキストラになりたいんだなりたくないんだ

(かたぐるしさとにそくほこう)

堅苦しさと二足歩行

(せんじょうてばなしてこれからどうしよっか)

扇情手放してこれからどうしよっか

(うたってすくわれるくらいなら)

歌って救われるくらいなら

(いまさらなにもうたってない)

今更何も歌ってない

(だれかをたすけたかったら)

誰かを助けたかったら

(いがくやほうりつをまなべばいい)

医学や法律を学べばいい

(このせかいはぜんぶただしくて)

この世界は全部正しくて

(ぼくだけがまちがってる！)

僕だけが間違ってる！

(いきがしろくなるにごったくうきで)

息が白くなる濁った空気で

(ぼくだけがまちがってる！)

僕だけが間違ってる！

(えそらごとのりょうくうで)

絵空事の領空で

(かいじゅうになっちゃったきみの)

怪獣になっちゃった君の

(くもまのあかりできょうも)

雲間の明かりで今日も

(いきてしまったいきてしまったんだ)

生きてしまった生きてしまったんだ

(ほんとうはぼくもかいじゅうをたいじできるくらいの)

本当は僕も怪獣を退治できるくらいの

(ひーろーになりたいんだなりたくないんだ)

ヒーローになりたいんだなりたくないんだ

(いきぐるしさときしょうよほう)

息苦しさと気象予報

(けいしょうをならしてこれからどうしよっか)

警鐘を鳴らしてこれからどうしよっか