フローズンワルツ

(くちづけたとたんにとけるようなはかなさで)

くちづけた途端に溶けるような儚さで

(こごえているのまっしろなといきにつつまれて)

凍えているの真っ白な吐息に包まれて

(あわくひかるきゃんどるにてらされたいつくしみ)

淡く光るキャンドルに照らされた慈しみ

(だきしめたならほらおもいにもつはおろしましょう)

抱きしめたならほら重い荷物は下ろしましょう

(すぎさったことおもいだしさびしくなってしまうの？)

過ぎ去ったこと思い出し寂しくなってしまうの？

(だいじょうぶわたしがずっとあなたのそばにいる)

大丈夫わたしがずっと貴方のそばにいる

(ふたりのきょりをつめればこんなさむいよるも)

二人の距離を詰めればこんな寒い夜も

(あたたかなゆめになるとってもふしぎね)

暖かな夢になるとっても不思議ね

(まちはいろどられきらめいてこころはずませるの)

街は彩られ煌めいて心弾ませるの

(てをとりあっておどりましょうはくぎんのせかいで)

手を取り合って踊りましょう白銀の世界で

(あたたかいここあにためいきをそっとまぜて)

暖かいココアにため息をそっと混ぜて

(ねぼけたようなまどろみのごごきゅっとめをとじた)

寝ぼけたような微睡みの午後きゅっと目を閉じた

(ただまっているゆきのようにうつくしくありたいだけ)

ただ舞っている雪のように美しく在りたいだけ

(きょうしゅうのこころにそっとふれてはせつなくて)

郷愁の心にそっと触れては切なくて

(あかりがほのかにともしぎゅっとみをよせあえば)

灯りが仄かにともしぎゅっと身を寄せ合えば

(めのまえもはれていくとってもすてきね)

目の前も晴れていくとっても素敵ね

(かちはそれぞれがはかるものたいせつなことでしょう)

価値はそれぞれが計るもの大切なことでしょう

(たからものはかぎかけてないしょにしておこう)

宝物は鍵かけて内緒にしておこう

(かじかむゆびつつみこみめとめをあわせてみれば)

かじかむ指包み込み目と目を合わせてみれば

(つたわるのやさしいあいのぬくもりささげあいましょう)

伝わるの優しい愛の温もり捧げ合いましょう

(ふたりきょりをつめればこんなさむいよるも)

二人距離を詰めればこんな寒い夜も

(あたたかなゆめになるとってもふしぎね)

暖かな夢になるとっても不思議ね

(まちはいろどられきらめいてこころはずませるの)

街は彩られ煌めいて心弾ませるの

(てをとりあっておどりましょうはくぎんのせかいで)

手を取り合って踊りましょう白銀の世界で