繭を解く
繭を解く / keeno feat. 初音ミク
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歌詞(問題文)
(しろくそまったあとみちをぎゅっとならすそのしぐさ)
白く染まったあと道をぎゅっと鳴らすその仕草
(ふりむいてわらうそんなきみがずっとすきだよ)
ふり向いて笑うそんな君がずっと好きだよ
(りんとなるそらまうしろいいきもゆれるかみも)
凛と鳴る空舞う白い息も揺れる髪も
(せまいほはばでおいかけたせなかもいとしくて)
狭い歩幅で追いかけた背中も愛しくて
(まぶたとじればそこにいて)
瞼閉じればそこにいて
(あのひみたゆうやけをあつめてとじこめたような)
あの日見た夕焼けを集めて閉じ込めたような
(まちあかりがやさしすぎて)
街灯りが優しすぎて
(なんでだろうにじむようなせかいがひろがって)
なんでだろう滲むような世界が広がって
(いつのまにかないていたみたいだ)
いつの間にか泣いていたみたいだ
(きみのくちびるでふさいでこのなきごえをとめて)
君の唇で塞いでこの鳴き声を止めて
(とけおちてしまいそうなほどあまやかなねつで)
溶け落ちてしまいそうなほど甘やかな体温で
(ねぇいますぐそのりょうわきでそのからだでだきしめにきて)
ねぇ今すぐその両脇でその躰で抱きしめに来て
(ちゅうをまうおれんじのなかでわたしはまっている)
宙を舞う橙の中で私は待っている
(めをあかくしてすこしあるいてすこしわらう)
目を赤くして少し歩いて少し笑う
(しんとなるまちにきみのにおいがのこっている)
しんと鳴る街に君の匂いが残っている
(かざしたりょうてにきみがいる)
翳した両手に君がいる
(このてでふれてもとけてきえないように)
この手で触れても融けて消えないように
(わたしのねつをねぇだれかぜんぶうばって)
私の体温をねぇ誰か全部奪って
(そんなことわたしはまたねがいながら)
そんなこと私はまた願いながら
(いつかくるはるにひとりおびえながら)
いつか来る春にひとり怯えながら
(きみがいるいまをどうかとかさないで)
君がいる冬をどうか解かさないで
(あのひたしかにあったきみとわたしのせかいを)
あの日確かにあった君と私の世界を
(しらむまちにとじこめて)
白む街に閉じ込めて
(なんでだろうきしむようにいたくてつよがって)
なんでだろう軋むように痛くて強がって
(いつのまにかまたないていた)
いつの間にかまた泣いていた
(わたしのくちびるでこのからだできみにふれられたなら)
私の唇でこの躰で君に触れられたなら
(はるがきてぜんぶなくなってもきっとわらえるのでしょう)
春が来て全部なくなってもきっと笑えるのでしょう
(きみのこえそのことばでわたしのことなんどだってよんでよ)
君の声その言葉で私のこと何度だって呼んでよ
(そしてまたあかりがともったらきみのことさがすの)
そしてまた灯りが燈ったら君のこと探すの
(ねぇいますぐはしっていくよ)
ねぇ今すぐ走っていくよ
(だからそのりょううででだきとめて)
だからその両腕で抱きとめて
(またまちがしろにそまるころわたしはまってる)
また街が白に染まる頃私は待ってる