全く身にならない日々

(ゆうぐれをすぎても)

夕暮れをすぎても

(とりとめのないむだばなし)

とりとめのない無駄話

(であったころからずっとかわらない)

出会った頃からずっと変わらない

(はなにかかるこえ)

鼻にかかる声

(せがたかくていいけど)

背が高くていいけど

(あしもとみえづらくなるでしょ)

足元見えづらくなるでしょ

(それならかわりににじをみつけるよ)

それなら代わりに虹を見つけるよ

(あのみずたまりのなか)

あの水溜まりの中

(ひとりでいるよりこんなかんたんに)

ひとりでいるよりこんな簡単に

(めうつりするようなせかいへゆける)

目移りするような世界へ行ける

(ねえてすとにかいたゆめ)

ねえテストに描いた夢

(きみのはいらいとぼくのものろーぐ)

君のハイライト僕のモノローグ

(きょうかしょにはのらない)

教科書には載らない

(おとなはみつけれない)

大人は見つけれない

(あのひにゆめみたけしきはここにあったんだ)

あの日に夢見た景色はここにあったんだ

(きみのいたしなりおにどとしることのできないせかいを)

君のいたシナリオ二度と知ることのできない世界を

(いまぼくらここできっとみつけている)

いま僕らここできっと見つけている

(みにならないひびをきみとぼうけんして)

身にならない日々を君と冒険して

(はしってもあるいてもあしたはあしたにくるのなら)

走っても歩いても明日は明日に来るのなら

(ごろりねころんであまちゃんでいいよいつまでもわらおうよ)

ごろり寝ころんであまちゃんでいいよいつまでも笑おうよ

(そうだったかみあわないこともきっとたんじゅんさ)

そうだった噛み合わないこともきっと単純さ

(かみあわないままでよかったんだ)

噛み合わないままでよかったんだ

(ねえあしたはどこへゆこう)

ねえ明日はどこへ行こう？

(どんなかおでどんなせかいをみよう)

どんな顔でどんな世界を見よう？

(おいしげるきのなかひみつのきちのなか)

生い茂る木の中秘密の基地の中

(かぎりないそらもにじむようなゆめがふっていた)

限りない空も滲むような夢が降っていた

(つまずいてころんでどろんこのりょうてでくさをわけたむこう)

つまずいて転んで泥んこの両手で草を分けた向こう

(まちあわせばしょはきみのとなりだよ)

待ち合わせ場所は君のとなりだよ

(みにならないひびをきみとぼうけんしよう)

身にならない日々を君と冒険しよう

(わらいすぎてさちからがでないや)

笑い過ぎてさ力が出ないや

(これからさきもじゅうすうねんたしてふたりぶんですうじゅうねん)

これから先も十数年足して二人分で数十年

(ずっとつづいていこう)

ずっと続いていこう？

(ねえてすとにかいたゆめきみのはいらいとぼくのものろーぐ)

ねえテストに描いた夢君のハイライト僕のモノローグ

(きょうかしょにはのらないおとなはみつけれない)

教科書には載らない大人は見つけれない

(あのひにゆめみたけしきはここにあったんだ)

あの日に夢見た景色はここにあったんだ

(つまずいてころんでどろんこのりょうてでくさをわけたむこう)

つまずいてころんで泥んこの両手で草をわけた向こう

(いまぼくらここできっとみつけている)

いま僕らここできっと見つけている

(みにならないひびもきみがいてくれたら)

身にならない日々も君がいてくれたら

(きみがいてくれるから)

君がいてくれるから

(ずっとぜんしんしよう)

ずっと前進しよう