煽惑/SENWAKU/三途川ハカ/MV

(わりきれやしないすうしきを)

割り切れやしない数式を

(きみはかけひきとよびていよくあおって)

君は駆け引きと呼び体よく体よく煽って

(はたまたそこにゆめをみたり)

はたまたそこに夢を見たり

(ぎせいにひーろーとなずけたりして)

犠牲に英雄と名付けたりして

(ふたりもくしはあくまとてんし)

二人黙示は悪魔と天使

(おせろみたいに)

オセロみたいに

(ほんねをいわんと)

本音を言わんと

(するがわまつがわ)

する側待つ側

(やけにできたこうせいだね)

やけにできた構成だね

(もういっそ)

もういっそ

(なめあうきずだってつくろっていたむふり)

なめ合う傷だって繕って痛むフリ

(ずいぶんうまくなったそのこころをどうとく？)

随分うまくなったその心をどう説く？

(こどくとかけ)

孤独と掛け

(ことにあれんじくわえたべんめい)

殊にアレンジ加えた弁明

(こころおどらせてくれる)

心躍らせてくれる

(そのろんりそうじょうに)

その論理層状に

(ｍａｙｂｅ)

Maybe

(ぶらさがるうんめいにじょうちょをはいにして)

ぶら下がる運命に情緒を灰にして

(このみこがして)

この身焦がして

(こじらせてはゆりもどす)

拗らせては揺り戻す

(けせないおもいとか)

消せない想いとか

(けしたいびょうしゃだとか)

消したい描写だとか

(ひとりよがりの)

独り善がりの

(なれのはての)

成れの果ての

(きわどいあんさー)

きわどいアンサー

(きりだせないことばのきれはし)

切り出せない言葉の切れ端

(そっとおきざりにして)

そっと置き去りにして

(ゆらめいたかいそうのなかを)

揺らめいた回想の中を

(さまよってただよって)

彷徨って漂って

(ついえそうないしき)

潰えそうないしき

(いたずらにまのわるいまどろみ)

いたずらに間の悪い微睡み

(ろくないめーじないのにほんそう)

ロクなイメージないのに奔走

(せりふみたいなことばは)

台詞みたいな言葉は

(おもうほどおもうほどえいり)

思う程思う程鋭利

(ふたりもくしはあくまとてんし)

二人黙示は悪魔と天使

(ひとりよがりのなれのはてに)

独りよがりの成れの果てに

(もういっそ)

もういっそ

(なめあうきずだってつくろっていたむふり)

なめ合う傷だって繕って痛むフリ

(ずいぶんうまくなったそのこころどうとく？)

随分うまくなったその心どうとく？

(こどくとかけ)

孤独と掛け

(ことにあれんじくわえたべんめい)

殊にアレンジ加えた弁明

(こころおどらせてくれるそのろんりそうじょうに)

心躍らせてくれるその論理層状に

(ｍａｙｂｅ)

Maybe

(もういっそまにまをうわぬって)

もういっそまにまを上塗って

(いきついてほころんで)

息衝いて綻んで

(まどう)

惑う