ネオンライトの海を往く / 初音ミク

(いくつものひかりがたゆたう)

いくつもの光が揺蕩う

(こころにつつまれていたうみ)

心に包まれていた海

(とけこんだひとつのそのこえは)

溶け込んだ一つのその声は

(なにをさがしていたんだろう)

何を探していたんだろう

(むねのおくをたしかめてたとざされたひび)

胸の奥を確かめてた閉ざされた日々

(あふれたおもいをいつのひか)

溢れた想いをいつの日か

(ゆめえがいたきみがふれた)

夢描いた君が触れた

(ひとつだけのひかりをまとって)

一つだけの光を纏って

(せいいっぱいのきもちをつたえて)

精一杯の気持ちを伝えて

(なんじゅっかいとからまわりをしてたゆらいだかんじょう)

何十回と空回りをしてた揺らいだ感情

(たしかなおもいがさけんだんだ)

確かな想いが叫んだんだ

(かかえていたことばをつらねて)

抱えていた言葉を連ねて

(ありったけのねがいをかなでて)

ありったけの願いを奏でて

(じぶんだけのありかをみつけて)

自分だけの在処を見つけて

(だいじょうぶさ　じょうねつをかたって)

大丈夫さ 情熱を語って

(りそうをえがいて)

理想を描いて

(あゆみつづけたこのたびじは)

歩み続けたこの旅路は

(きづけばよりみちばっかだけど)

気付けば寄り道ばっかだけど

(めぐりめぐっていくじかんのなかで)

巡り巡って行く時間の中で

(つむがれたふたりのめもりー)

紡がれた二人のメモリー

(きみがいつかこえにだしたゆめやきぼうも)

君がいつか声に出した夢や希望も

(ひとつのいのちをいろどって)

一つの生命を彩って

(このみらいにはなをさかす)

このミライに花を咲かす

(まぶしすぎたひかりにこがれて)

眩しすぎた光に焦がれて

(これっぽっちのゆうきをふるって)

これっぽっ地の勇気を奮って

(なんじゅっかいときたいをかさねて)

何十回と期待を重ねて

(いくつものしっぱいをこえてせいかいを)

いくつもの失敗を越えて正解を

(なりひびいたことばにふしぎなまほうを)

鳴り響いた言葉に不思議な魔法を

(おわることのないくらいとわのみらいを)

終わることのないくらい永遠のミライを

(ずっとずっとずっと)

ずっとずっとずっと

(きづけいたんだよこのひろいせかいは)

気付いたんだよこの広い世界は

(いくせんおくのひかりのあつまり)

幾千億の光の集まり

(たったひとつのかすかなひかりがえがいたざんぞう)

たった一つの微かな光が描いた残像

(そのどれもがこのみらいなんだ)

そのどれもがこのミライなんだ

(じぶんだけのひかりをまとって)

自分だけの光を纏って

(じぶんたちのかがやきをしんじて)

自分たちの輝きを信じて

(ねおんらいとのこのうみを、すすめ！)

ネオンライトのこの海を、進め！

(そうさ、じょうねつをかたって)

そうさ、情熱を語って

(りそうをうたって、うたって、うたって。)

理想を歌って、歌って、歌って。