重なり

(ひとつためいきをついてあなたは)

ひとつため息をついてあなたは

(なげかけられたぎもんのこたえあわせをはじめた)

投げ掛けられた疑問の答え合わせを始めた

(さいしょのひとことできづけた)

最初の一言で気付けた

(なにもしらないのはぼくだけ)

何も知らないのは僕だけ

(だきしめてよそうすればほら)

抱きしめてよ そうすればほら

(だれもにくまずにくらせるから)

誰も憎まずに暮らせるから

(あさまでわらってかさなりあってつないだそのてが)

朝まで笑って重なり合って繋いだその手が

(まだこころのかたすみでつながってるなら)

まだ心の片隅で繋がってるなら

(わからなくなってきずつけあってながしたなみだが)

分からなくなって傷付け合って流した涙が

(おしえてくれたことをおぼえてるなら)

教えてくれた事を覚えてるなら

(ふかいうみのそこにしずんだ)

深い海の底に沈んだ

(せんすいかんのなかでいきをするように)

潜水艦の中で息をするように

(さいごはのこされたくうきを)

最後は残された空気を

(わけあいながらきえていこう)

分け合いながら消えて行こう

(だきしめてよそうすればほら)

抱きしめてよ そうすればほら

(きみがのぞむぼくにもどれるかも)

君が望む僕に戻れるかも

(いまさらもがいてたしかめたってはなれたそのては)

今更もがいて確かめたって離れたその手は

(もうしらないだれかとつながってるから)

もう知らない誰かと繋がってるから

(わからないよってきずつけたってながれるなみだは)

分からないよって傷つけたって流れる涙は

(もうなんのいみもないわかってるけど)

もう何の意味も無い 分かってるけど

(でもでもわからないよ)

でも でも分からないよ

(わかりたくもないよ)

分かりたくもないよ

(それでもいまでも)

それでも 今でも

(だきしめてよそうすればほら)

抱きしめてよ そうすればほら

(あのころのふたりにもどれるかも)

あの頃の二人に戻れるかも

(あさまでわらってかさなりあってつないだそのてが)

朝まで笑って重なり合って繋いだその手が

(まだこころのかたすみでつながってるなら)

まだ心の片隅で繋がってるなら

(わからなくなってきずつけあってながしたなみだが)

解らなくなって傷付け合って流した涙が

(おしえてくれたことをおぼえてるなら)

教えてくれた事を覚えてるなら

(えらんでよぼくを)

選んでよ 僕を