明日への手紙

(げんきでいますか)

元気でいますか

(だいじなひとはできましたか)

大事な人はできましたか

(いつかゆめはかないますか)

いつか夢は叶いますか

(このみちのさきで)

この道の先で

(おぼえていますか)

覚えていますか

(ゆれるむぎのほ)

揺れる麦の穂

(あのゆうばえ)

あの夕映え

(ちへいせんつづくそらを)

地平線続く空を

(さがしつづけていた)

探し続けていた

(あすをえがこうともがきながら)

明日を描こうともがきながら

(いまゆめのなかへ)

今夢の中へ

(かたちないもののかがやきを)

形ないものの輝きを

(そっとそっとだきしめて)

そっとそっと抱きしめて

(すすむの)

進むの

(わらっていますか)

笑っていますか

(あのひのように)

あの日のように

(むじゃきなめで)

無邪気な目で

(さむいよるもあめのあさも)

寒い夜も雨の朝も

(きっとあったでしょう)

きっとあったでしょう

(ふるさとのまちは)

ふるさとの街は

(かえるばしょなら)

帰る場所なら

(ここにあると)

ここにあると

(いつだってかわらずに)

いつだって変わらずに

(あなたをまっている)

あなたを待っている

(あすをえがくことをやめないで)

明日を描くことを止めないで

(いまゆめのなかへ)

今夢の中へ

(たいせつなぬくもりを)

大切な人のぬくもりを

(ずっとずっとわすれずに)

ずっとずっと忘れずに

(すすむの)

進むの

(ひとはまよいながら)

人は迷いながら

(ゆれながら)

揺れながら

(あるいてゆく)

歩いてゆく

(にどとないときのかがやきを)

二度とない時の輝きを

(みつめていたい)

見つめていたい

(あすをえがこうともがきながら)

明日を描こうともがきながら

(いまゆめのなかで)

今夢の中で

(かたちないもののかがやきを)

形ないものの輝きを

(そっとそっとだきしめて)

そっとそっと抱きしめて

(すすむの)

進むの