ボクらのコスモロジー/cosMo＠暴走ｐ

(みんなでつくったひみつきち)

みんなでつくったヒミツキチ

(そこがせかいのすべてで)

そこがセカイのすべてで

(おさないひのぼくらたのしくって)

おさないひのボクら　たのしくって

(あそぶことにむちゅうで)

あそぶことにむちゅうで

(でもあるひのあさひみつきちは)

でもあるひのあさ　ヒミツキチは

(おとなたちにてっきょされて)

オトナたちにてっきょされて

(ただただおとなはあくでなりたくないとおもった)

ただただオトナはアクでなりたくないとおもった

(わけもわからずうみおとされた)

わけもわからずうみおとされた

(ぼくらはいばしょもとめさまよう)

ボクらはいばしょもとめさまよう

(さまよってもぜんぜんみつからず)

さまよってもぜんぜんみつからず

(ぼくはじぶんのせかいにひきこもる)

ボクは”じぶんのせかい”にひきこもる

(おとなになりたくないぼくらは)

オトナになりたくないボクらは

(じぶんのせかいまもるのでせいいっぱい)

”じぶんのせかい”まもるのでせいいっぱい

(げんじつにちょっとつつかれると)

げんじつにちょっとつつかれると

(たやすくこわれてしまうから)

たやすくこわれてしまうから

(もういちどひみつきちをみせてよ)

もういちどヒミツキチをみせてよ

(ねえせかいねえかみさまねえだれか)

ねえセカイねえカミサマねえダレか

(このせかいでゆいいついごこちのよかったあのばしょを)

このセカイでゆいいついごこちのよかったあのばしょを

(ささいなちがいですれちがって)

ささいなちがいですれ違って

(ぼくらがばらばらになって)

ボクらがばらばらになって

(じかんのけいかがさらにそれをどうしようもなくして)

じかんのけいかがさらにそれをどうしようもなくして

(それはしっととかさべつとして)

それはしっととかさべつとして

(こころのなかでゆがみだす)

こころのなかでゆがみだす

(ぼんやりおとなはつらく)

ぼんやりオトナはつらく

(くるしいだけとおもった)

くるしいだけとおもった

(おさないころはなにもわからず)

おさないころはなにもわからず

(せかいはやさしいものとしんじた)

セカイはやさしいものとしんじた

(ちしきとかけいかんがたまるほど)

ちしきとかけいかんがたまるほど

(ぼくはいまいるせかいをきらいだす)

ボクはいまいるせかいをきらいだす

(せいちょうにするにつれてぼくらは)

せいちょうにするにつれてボクらは

(わかりあえないことにきょうふする)

わかりあえないことにきょうふする

(ぼくときみのあいだにあるきょうかいせん)

ボクとキミのあいだにあるきょうかいせん

(そのさきはまっくらで)

そのさきはまっくらで

(もういちどひみつきちをみせてよ)

もういちどヒミツキチをみせてよ

(ねえせかいねえかみさまにねえだれか)

ねえセカイねえカミサマにねえダレか

(だれもきずつけなくてすむなつかしい)

だれもきずつけなくてすむなつかしい

(あのばしょを)

あのばしょを

(おとなになりたくないぼくらの)

オトナになりたくないボクらの

(おもいがつうじたそのとき)

おもいがつうじたそのとき

(かみさまがあたらしいせかいを)

カミサマがあたらしいせかいを

(ぼくらにくれました)

ボクらにくれました

(なにもかもをわすれてぼくらは)

なにもかもをわすれてボクらは

(いつまでもあそびましたあそびました)

いつまでもあそびましたあそびました

(だれもみたことのないようなおおきい)

だれもみたことのないようなおおきい

(ひみつきちもつくりました)

ヒミツキチもつくりました

(さよならぼくのみたひどいあくむ)

さよならボクのみたひどいあくむ

(あれはぼくのおもうせかいとちがう)

アレはボクのおもうセカイとちがう

(こここそがそうぼくらのほんとうの)

こここそがそうボクらのほんとうの

(こすもろじー)

コスモロジー