ねんねむりんりん

(ねんねむりんりんねんねむらんらん)

ねんねむりんりん　ねんねむらんらん

(ねんねむるんるんねんねむにゃむにゃむ)

ねんねむるんるん　ねんねむにゃむにゃむ

(どれいたるものはすいみんよりほうしあまえはちざい)

奴隷たる者は睡眠より奉仕 甘えは笞罪

(おろかなものはすいみんよりじさいほろびなさい)

愚かな者は睡眠より自裁 滅びなさい

(さまよいよだつはみのけさきまで)

彷徨いよだつは身の毛先まで

(うぬぼれるなよだめなにんげん)

自惚れるなよ駄目な人間

(さあとなえましょう)

さあ唱えましょう

(それはとわのねむりへいざなうことば)

それは永遠の眠りへ誘う言葉

(やくたたずにはいたみをもって)

役立たずには痛みを以って

(ねかせればいいさ、たしょうざつでいい)

寝かせればいいさ、多少雑でいい

(ねんねむりんりんねんねむらんらん)

ねんねむりんりん　ねんねむらんらん

(ねんねむるんるんねんねむにゃむにゃむ)

ねんねむるんるん　ねんねむにゃむにゃむ

(じごくにおちてなきやまぬぐじんむだなていこう)

地獄に堕ちて泣き止まぬ愚人 無駄な抵抗

(こきおろされてなきやまぬどれいうけいれなさい)

扱き下ろされて泣き止まぬ奴隷 受け入れなさい

(あせばんだくびすじ、たどるゆびさき)

汗ばんだ首筋、辿る指先

(うぬぼれるのはただのにんげん)

自惚れるのは唯の人間

(さあとなえましょう)

さあ唱えましょう

(それはうれいからときはなたれるきせき)

それは憂いから解き放たれる奇跡

(よみにしずめばみちびかれて)

黄泉に沈めば導かれて

(いびきでかなでるあにゅすでい)

鼾で奏でるアニュス・デイ

(さあとなえましょう)

さあ唱えましょう

(いまはただみをまかせるだけでいい)

今はただ身を任せるだけでいい

(くうきょなこころささげて)

空虚な心捧げて

(ねかしつけてみせましょう)

寝かしつけてみせましょう

(さあ、おおせさんおやすみなさい)

さあ、大瀬さんおやすみなさい

(だいじょうぶです、いおくんがさきにねてください)

大丈夫です、いおくんが先に寝てください

(いやいや、むきにならないでくださいって)

いやいや、ムキにならないでくださいって

(なってません)

なってません

(いや、なってますね)

いや、なってますね

(なってませんってば！)

なってませんってば！

(ああーもうつよがっちゃって！いいからさきにねて！)

ああーもう強がっちゃって！いいから先に寝て！

(くそきちなんで、ぼくなんかにかまわないでよ)

クソ吉なんで、僕なんかに構わないでよ

(こっちはどれいなんで)

こっちは奴隷なんで

(ほら、ふとんまでつれていってあげるから！)

ほら、布団まで連れて行ってあげるから！

(ひとりでいけますから)

ひとりでいけますから

(おやすみなさい！はい、もうおわり！)

おやすみなさい！はい、もう終わり！

(そっちがおやすみなさい！)

そっちがおやすみなさい！

(いや、そっちがおやすみ！！)

いや、そっちがおやすみ！！

(おやすみ！！！)

おやすみ！！！

(おやすみ！！！！)

おやすみ！！！！

(おやすみ！！！！！)

おやすみ！！！！！

(おやすみ！！！！！！)

おやすみ！！！！！！

(うわー－！！！！！！！)

うわー－！！！！！！！

(どれいもぐじんもやすらいをもとめて)

奴隷も愚人も安楽を求めて

(おやすみなさい)

おやすみなさい