ミルクパズル / KAITO
アーバンな雰囲気を持つ歌詞とサウンド
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歌詞(問題文)
(ねるまえにきいてたかしゅや)
寝る前に聴いてた歌手や
(まちあわせのじかんがすんだ)
待ち合わせの時間が住んだ
(さむぞらをのぞくまどがあるだけのろくじょうをえがいた)
寒空を覗く窓があるだけの六畳を描いた
(みるくぱずるのように)
ミルクパズルのように
(はいらいとのないめであるく)
ハイライトの無い目で歩く
(さらりーまんとちかてつのけい)
サラリーマンと地下鉄の刑
(せきでせきをするのはさんぽのごろうじん)
席で咳をするのは散歩のご老人
(こんとろーるをされてるのか)
コントロールをされてるのか
(こんとろーるができないのか)
コントロールが出来ないのか
(きづかないようにみみをふさぐおんがく)
気付かないように耳を塞ぐ音楽
(しろいいきがきれいなのはさむいよるのつぐないだろうか)
白い息が綺麗なのは寒い夜の償いだろうか
(とけいをえんであらわしたのはひにくだろうか)
時計を円で表したのは皮肉だろうか
(あこがれもくやしさもゆめもあきらめてにんげんになった)
憧れも悔しさも夢も諦めて人間になった
(ゆきなんてふらなくてももうここはこけいのうみだ)
雪なんて降らなくてももうここは固形の海だ
(えきまえのしょうてんがいはさびれよくみえるほしがみくだす)
駅前の商店街は寂れよく見える星が見下す
(まふらーのすきまからさしたかぜがねむけをさましてく)
マフラーの隙間から刺した風が眠気を覚ましてく
(のらねこがよこぎるろじでがいとうとじはんきだけがある)
野良猫が横切る路地で外灯と自販機だけがある
(「ねえ、ひとりはこわいでしょ?」)
「ねえ、一人は怖いでしょ?」
(さしだされたてはもうない)
差し出された手はもう無い
(どうなってもいいやとやがてきょうこうにはしるひとがいた)
どうなってもいいやとやがて凶行に走る人がいた
(でもそれをひていできずにどうじょうした)
でもそれを否定できずに同情した
(あかしんごうをわたるばんがひのついたたばこをおとした)
赤信号を渡るバンが火の着いたタバコを落とした
(のみかけたこーひーがもうまずくなった)
飲みかけたコーヒーがもう不味くなった
(じぶんだけがそうめいならばながいよるにれいめいがあったか)
自分だけが聡明ならば長い夜に黎明があったか
(わかりあえばしょうすうはのちはこわくもないか)
分かり合えば少数派の血は怖くもないか
(おろかだとわらいさげすんだあさましいにんげんになった)
愚かだと嗤い蔑んだ浅ましい人間になった
(きょうとあすのきょうかいせんはもうとうにすぎてたみたいだ)
今日と明日の境界線はもうとうに過ぎてたみたいだ
(かじかんだゆびがえきしょうにいみのないもじをつぶやく)
倅んだ指が液晶に意味の無い文字を呟く
(ひろいとおもっていたこうしゃいまみればそうでもないか)
広いと思っていた校舎今見ればそうでもないか
(はやくかえりたいのになぜかとおまわりしてなんになる)
早く帰りたいのに何故か遠回りして何になる
(「ねえ、あしたがこわいよ」と)
「ねえ、明日が怖いよ」と
(ないたあいてはもういない)
泣いた相手はもういない