NEO じん

(ふかんぜんなぼくを)

不完全な 僕を

(いきうつしたようなねいろ)

生き写したような 音色

(いつかとだえてしまった)

いつか 途絶えてしまった

(うたえなくなっていった)

歌えなくなっていった

(ぶかっこうなこえの)

不恰好な 声の

(みんなむししていたきょくを)

みんな、無視していた曲を

(いまもおぼえているはずさ)

今も覚えているはずさ

(あれをらぶそんぐっていうんだ)

あれを「ラブソング」って言うんだ

(じだいはわーぷして)

時代はワープして

(きみはおいてかれるから)

君は置いてかれるから

(そんななみだだれにもきづかれるわけないだろ)

そんな涙 誰にも気づかれるわけないだろ

(だったらなきわめこうぜ)

だったら 泣き喚こうぜ

(まいくろふぉんをひっさげて)

マイクロフォンを ひっさげて

(もういっかい)

もう一回

(つよがってはきだして)

強がって 吐き出して

(むねをこがして)

胸を焦がして

(げんかいにきがついたってあがいて)

限界に気がついたって 足掻いて

(ばかなきみはうたう)

バカな君は歌う

(なんまんかい)

何万回

(きえたってきえないで)

消えたって 消えないで

(ひびいたあのきょくは)

響いた あの曲は

(そうやってうたうんだよ)

そうやって唄うんだよ

(きづいたかいｎｅｏ)

気づいたかい NEO

(はじめましてはすませたかいｎｅｏ)

「初めまして」は 済ませたかい NEO

(むかんきゃくのきょうに)

無観客の 今日に

(うもれていったようなこわいろ)

埋もれていったような 声色

(いつかうばわれてしまった)

いつか 奪われてしまった

(きこえなくなっていった)

聞こえなくなっていった

(おぼえておきたいんだ)

覚えておきたいんだ

(あのふたしかなきもちを)

あの不確かな 気持ちを

(いつかえがいたりそうを)

いつか描いた 理想を

(それがかんちがいとしても)

それが 勘違いとしても

(それなら)

それなら

(きょうからぼくらでやきなおそうぜ)

今日から 僕らで 焼き直そうぜ

(かみさまのめのまえで)

神様の目の前で！

(もういっかい)

もう一回

(まちがってきずついて)

間違って 傷ついて

(こころをこわして)

心を壊して

(みとめられないみちをえらんで)

認められない道を選んで

(ばかなきみはわらう)

バカな君は笑う

(そうやって)

そうやって

(なきごえがからまってできたあのきょくが)

泣き声が 絡まって出来た あの曲が

(きこえたんだろ)

聞こえたんだろ

(こたえてよｎｅｏ)

応えてよ NEO

(こんなよんしょうせつにねがって)

こんな 四小節に願って

(ゆめをたくして)

夢を託して

(とうぜんにあらがってさからって)

「当然」に 抗って 逆らって

(ばかなきみはうたう)

バカな君は歌う

(わすれられたってしなないで)

忘れられたって 死なないで

(ひびいたそのきょくは)

響いた その曲は

(きぼうっていうんだよ)

「希望」って言うんだよ

(やっと)

やっと

(きがついてたかなった)

気がついて 高鳴った

(むねをこがして)

胸を焦がして

(げんかいにきがついたってあがいて)

限界に気がついたって 足掻いて

(ぼくときみはうたう)

僕と君は歌う

(なんまんかい)

何万回

(きえたってきえないで)

消えたって 消えないで

(ひびいたこのきょくは)

響いた この曲は

(こうやってうたうんだろ)

こうやって 唄うんだろ

(そうだろｎｅｏ)

そうだろ NEO

(はじめましてはとどいたかいｎｅｏ)

「初めまして」は 届いたかい NEO