白雪心中
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歌詞(問題文)
(てぶくろにしのばせたかいろさえさめてゆく)
手袋に忍ばせた懐炉さえ冷めてゆく
(かまわないにぎってればはなれはしないから)
かまわない握ってれば離れはしないから
(もちよったさびしさをうめあいわができるのならば)
持ち寄った寂しさを埋め合い輪が出来るのならば
(わたしはあなでありたい)
私は穴でありたい
(ならくのそこまではてらされないから)
奈落の底までは照らされないから
(ああふゆがおわろうとしている)
嗚呼冬が終わろうとしている
(だれにもしらせないで)
誰にもしらせないで
(このゆきがやむころにはあなたはいない)
この雪がやむ頃にはあなたはいない
(がいろじゅもころもがえゆきなれたゆうほどう)
街路樹も衣替え往き慣れた遊歩道
(あのかどのきっさてんはまえからあったかな)
あの角の喫茶店は前からあったかな
(もみのきのりーすでくびをつろう)
もみの木のリースで首を吊ろう
(あなたのまふらーでいきたえよう)
あなたのマフラーで息絶えよう
(かなしみをこえてまでも)
悲しみを越えてまでも
(ひとはぬくもりがほしい)
人はぬくもりが欲しい
(よろこびもうれしさもつらさもやすらぎもいたみも)
喜びも嬉しさも辛さも安らぎも痛みも
(みぎかたほうだけあればいい)
右片方だけあればいい
(ひとりでいきるとはそういうことなの)
ひとりで生きるとはそういうことなの
(ああふゆがおわろうとしている)
嗚呼冬が終わろうとしている
(だれにもしらせないで)
誰にもしらせないで
(はつごおりがとけるまえにあなたをむかえにゆこう)
初氷が溶けるまえにあなたを迎えにゆこう
(ああはるをまつしらばむといき)
嗚呼春を待つ白ばむ吐息
(さめゆくねつはかなた)
冷めゆく熱は彼方
(このゆきがやむころには)
この雪がやむ頃には
(あなたもわたしもまわたのなか)
あなたもわたしも真綿の中