さかさまレジスタンス

(せかいはいつもぎゃくのぎゃくああ)

世界はいつも逆の逆 嗚呼

(しょせんしょせいゆめまぼろし)

所詮　処世　ゆめまぼろし

(たわむれつれづれとんでった)

戯れ　徒然　飛んでった

(まがりかどのゆうぐれに)

曲がり角の夕暮れに

(しょうじきものがばかみるのほら)

正直ものが馬鹿みるの　ほら

(ろくがつむいかうそついて)

6月6日　嘘ついて

(くがつここのかにかえるだろう)

9月9日に返るだろう

(かへんかぎゃくいんがおうほう)

可変可逆　因果応報

(まわりまわってめぐる)

周り回って廻る

(あのこのためだという)

あの子のためだという

(そのじつじぶんのためだという)

（その実自分のためだという）

(みかたかえりゃだいぎゃくてん)

見方変えりゃ大逆転

(ぶんめいかいかのおとがする)

文明開化の音がする

(ああよのなかすべてはぎゃくのぎゃく)

嗚呼　世の中全ては逆の逆

(ときにさかだちしてみたっていいんじゃない？)

時に逆立ちしてみたっていいんじゃない？

(たのしいときにはかなしんで)

楽しい時には悲しんで

(つらいときわらうのあっはは)

辛い時笑うの　アッハハ

(せいぎはいつもまちがいじゃない？)

正義はいつも間違いじゃない？

(だけどまちがいないことなんてない)

だけど間違いないことなんてない

(ふじょうりをわらいとばせよ)

不条理を笑い飛ばせよ

(おおくちなわたしのしょうきぼなれじすたんす)

大口な私の小規模なレジスタンス

(しがつばかゆめをみる)

四月バカ夢を見る

(せけんしらずのおじょうさま)

世間知らずのお嬢様

(ゆめもちなさい)

「夢持ちなさい」

(ゆめをみるな)

「夢を見るな」

(いつだってそううらおもて)

いつだってそう裏表

(あのこのことがきらい)

あの子の事が嫌い

(そのじつほんとうはすきだという)

（その実本当は好きだという）

(まさかさかさまだいぎゃくてん)

まさか逆さま大逆転

(あーもういやになってきた)

あーもう嫌になってきた

(ほんじつせいろうなれどみなたかし)

本日晴朗なれど波高し

(ああよのなかすべてはぎゃくのぎゃく)

嗚呼　世の中全ては逆の逆

(たまにひっくりかえしてみたっていいんじゃない？)

たまにひっくり返してみたっていいんじゃない？

(かなしいときにはわらって)

悲しい時には笑って

(たのしいときなくしくしく)

楽しい時　泣く　シクシク

(せいぎはつねにぜったいという？)

正義は常に絶対という？

(だけどぜったいなんてことはきべんだろう)

だけど絶対なんてことは詭弁だろう

(ふじょうりをわらいとばすの)

不条理を笑い飛ばすの

(おおくちなわたしのしょうきぼなれじすたんす)

大口な私の小規模なレジスタンス

(ああゆらゆらゆれるうらおもて)

嗚呼　ゆらゆら揺れる裏表

(たまにこんわくすることもあるけれど)

たまに困惑することもあるけれど

(きっとけっきょくのところじゃくしゃはよわいままなんだろう)

きっと結局のところ弱者は弱いままなんだろう

(それはうそよわらいばなし)

それは嘘よ　笑い話

(なんどだってやってやるわ)

何度だってやってやるわ

(てんかわけめのどんでんがえしいま)

天下分けめのドンデン返し 今

(もういっかい)

もう一回

(ああよのなかすべてのぎゃくのぎゃくのぎゃく)

嗚呼　世の中全ての逆の逆の逆

(まぎゃくひっくりかえしてまたまたつながる)

ひっくり返してまたまた繋がる

(たのしいときにはかなしんで)

楽しい時には悲しんで

(つらいときわらうのあっはは)

辛い時笑うの　アッハハ

(せいぎはいつもかんぺきで)

正義はいつも完璧で

(かんぺきなものなんてない)

完璧なものなんてない

(どうなってんのげこくじょう)

どうなってんの下克上

(ふじょうりをわらえ)

不条理を笑え

(ちいさなわたしのさかさまれじすたんす)

小さな私のさかさまレジスタンス

(せかいはいつもぎゃくのぎゃく)

世界はいつも逆の逆