僕の命を半分あげよう
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歌詞(問題文)
(ふわりかおるきんもくせいになつかしいねとわらうきみ)
ふわり香る金木犀に「懐かしいね」と笑う君
(であったころとおなじようにたしかにかんじるぬくもり)
出会った頃と同じように確かに感じる温もり
(いつもとなにもかわらないたのしそうにはなすきみは)
いつもと何も変わらない 楽しそうに話す君は
(しずかなしろいあのへやでいのちをつげられた)
静かな白いあの部屋で命を告げられた
(いずれしんでしまうなんてそんなことはわかってるよ)
いずれ死んでしまうなんて そんなことはわかってるよ
(でもどうしてだけがきえずにむねをさすんだ)
でもどうしてだけが消えずに胸を刺すんだ
(きみじゃなきゃだめなのいまじゃなきゃだめなの)
君じゃなきゃダメなの?今じゃなきゃダメなの?
(きみがわらうからぼくもわらうしかないじゃないか)
君が笑うから僕も笑うしかないじゃないか
(ぼくのいのちをはんぶんあげよう)
僕の命を半分あげよう
(ふたりでなかよくはやめにしんじゃって)
二人で仲良く早めに死んじゃって
(らいせでまちあわせしようか)
来世で待ち合わせしようか
(そんなゆめですらもみれない)
そんな夢ですらも見れない
(そしてしきはいきをひそめてすこしずつえがおをうばう)
そして四季は息をひそめて 少しずつ笑顔を奪う
(ねむってしまうのがこわくてまばたきすらもこわくて)
眠ってしまうのが怖くて瞬きすらも怖くて
(むかしみたおはなしはさいごにまじょがでてきて)
昔見たお話は最後に魔女が出てきて
(すべてもとどおりにみんながしあわせになる)
全て元通りにみんなが幸せになる
(ほらきみがすきなえいがもぼくがよんだまんがも)
ほら君が好きな映画も僕が読んだ漫画も
(かなしいばめんでおわりなんてみたことないよ)
悲しい場面で終わりなんて見たことなんかないよ
(ぼくのいのちをはんぶんあげよう)
僕の命を半分あげよう
(そんなことばはつらいだけじゃないか)
そんな言葉は辛いだけじゃないか
(かみさまこれがしれんならば)
神様これが試練ならば
(ぼくにはむりですどうかたすけて)
僕には無理です どうか助けて
(もどれないときのなかきみはよぞらのほしになって)
戻れない時の中 君は夜空の星になって
(きのうみたにゅーすではだれかがころされて)
昨日見たニュースでは誰かが殺されて
(かんたんにきえてしまうにんげんがばからしくなって)
簡単に消えてしまう人間が馬鹿らしくなって
(それでもさいごにきみはいきてといったんだ)
それでも最期に君は「生きて」と言ったんだ
(ぼくのいのちをはんぶんあげよう)
僕の命を半分あげよう
(そうかぼくもそっちへいこう)
そうか、僕もそっちへいこう
(ぼくのいのちなんてもういらない)
僕の命なんてもういらない
(きみといっしょにすごしていたかった)
君と一緒に過ごしていたかった
(らいせなんてなくていいから)
来世なんてなくていいから
(おねがいどうかかえってきてよねえ)
お願い どうか 帰ってきてよ、ねえ
(つめたいかぜがせなかをおす)
冷たい風が背中を押す
(かげにきみがみえたきがしたんだ)
影に君が見えた気がしたんだ
(だいすきなきみがすきなぼく)
大好きな君が好きな僕
(きみがいなくてもすこしずつ)
君がいなくても少しずつ
(いきるよ)
生きるよ