風下で
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※動画コメント欄より転載
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問題文
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(なにもなかったわけじゃなく)
何もなかったわけじゃなく
(なにかできたわけでもない)
何かできたわけでもない
(それをましろといわれることが)
それをま白と言われることが
(くやしいのかかなしいのかわからずに)
悔しいのか哀しいのかわからずに
(さけだけでもはらはふくれると)
酒だけでも腹は膨れると
(まとはずれのつよがりをほえた)
的外れの強がりを吠えた
(かざかみからふいてくるのは)
風上から吹いてくるのは
(きまってしめったはなびらだ)
決まって湿った花弁だ
(かざしもでいきている)
風下で生きている
(じぶんのめもりをすてられないまま)
自分の目盛りを捨てられないまま
(だれかのおまけでしかないと)
誰かのおまけでしかないと
(したのなまえはかけこもる)
下の名前は掛け籠る
(それをまがりといわれることが)
それを曲がりと言われることが
(ずぼしなのかいやしいのかわからずに)
図星なのか卑しいのかわからずに
(ほねおれかさにじぶんをかさね)
骨折れ傘に自分を重ね
(たわむぬのにあすのはだをみた)
たわむ布に明日の肌を見た
(かざかみからふきすさぶのは)
風上から吹きすさぶのは
(いつだってはるのなごりだ)
いつだって春の名残だ
(かざしもでいきていく)
風下で生きていく
(じぶんのめもりをにぎりしめたまま)
自分の目盛りを握りしめたまま
(かこにこがれすぎること)
過去に焦がれ過ぎること
(むかしにとらわれすぎること)
昔に捕らわれすぎること
(それをあわれといわれることが)
それを哀れと言われることが
(ただしいのかむなしいのかわからずに)
正しいのか空しいのかわからずに
(うらやましいときをいきたせの)
うらやましい時を生きた背の
(おこぼれをきょうもおいかけた)
おこぼれを今日も追いかけた
(かざかみにかすんでいくのは)
風上に霞んでいくのは
(きのうかあすかもわからずに)
昨日か明日かもわからずに
(かざしもでいきている)
風下で生きている
(じぶんのめもりをすてられないまま)
自分の目盛りを捨てられないまま