Closer

(いきのびてしまったせかいで)

生き延びてしまった世界で

(きずのようにまぶしいおもいで)

傷のようにまぶしい思い出

(こころにふりつづけるあめ)

心に降りつづける雨

(りふじんにまきとられてくちぇいんいきちがうこうさてん)

理不尽に巻き取られてくチェイン（行き違う　交差点）

(とめられずさけんだわるいゆめくらいいろのおなじめ)

止められず叫んだ悪い夢（暗い色の同じ目）

(かなしみのこいんをいくらあつめてみても)

悲しみのコインを　いくら集めてみても

(なんともかえられないことおもいしらされてる)

なんとも替えられないこと　思い知らされてる

(たとえよごれたこのりょうてでもあがなえるのなら)

たとえ汚れたこの両手でも（贖えるのなら）

(あたためられるかひえきったたいおんすくえるのなら)

あたためられるか　冷え切った体温（救えるのなら）

(そのまぶたはとじたまま)

その瞼は閉じたまま

(はがいじめにされてきくさいれんなにがほんとうのしあわせ)

羽交い絞めにされて聞くサイレン（何が本当の幸せ）

(あかくぬりつぶされたこうけいかさなるかげとかげ)

赤く塗り潰された光景（重なる影と影）

(えらぼうとしたときにはもうえらびおわってるんだ)

選ぼうとしたときには　もう選び終わってるんだ

(うしないはじめてきがついていのりのかいだんのぼる)

失い　はじめて気が付いて　祈りの階段昇る

(たとえゆるされざるたましいでもむきあえるのなら)

たとえ赦されざる魂でも（向き合えるのなら）

(かけてやれるのかかたにぶらんけっとすくわれるなら)

かけてやれるのか　肩にブランケット（救われるなら）

(だきしめるものくろのぽーとれいとつぐなえるのなら)

抱きしめる　モノクロのポートレイト（償えるのなら）

(はんびらきのへぶんずどあ)

半開きのヘブンズドア

(しょうきをたもっていようとするのがもっともくるってる)

正気を保っていようとするのが最も狂ってる

(それでもすべてをりょうがするやさしさをさがしてく)

それでもすべてを凌駕する優しさを探してく

(かなしみのこいんをはじいてとばしたそら)

悲しみのコインを　弾いて飛ばした空

(わらえるほどのあおさおまえはわかっていてくれる)

笑えるほどの青さ　お前はわかっていてくれる

(たとえよごれたこのりょうてでも)

たとえ汚れたこの両手でも

(あたためられるかひえきったたいおんｏｈ)

あたためられるか　冷え切った体温 Oh

(たとえゆるされざるたましいでもむきあえるのなら)

たとえ赦されざる魂でも（向き合えるのなら）

(かけてやれるのかかたにぶらんけっとｏｈ)

かけてやれるのか　肩にブランケット Oh

(まよえどもひびけせいめいのびーとまたあえるのなら)

迷えども響け生命のビート（また会えるのなら）

(かんじさせてくれきみのそば)

感じさせてくれ　君のそば