華々しき戦い

(いわいに)

祝いに

(きたのか？)

来たのか？

(せかいへのかどで)

世界への門出

(こいつはいっきょう)

こいつは一興

(いきなえんしゅつ)

粋な演出

(はなばなしくかざれ)

華々しく飾れ

(はなばなしくちれ)

華々しく散れ

(そーれっ　そーれっ　そーれっ)

そーれっ そーれっ そーれっ

(まさかおわりかい？しゅっぱんのしゅくじ)

まさか終わりかい？出帆の祝辞

(せっかくだからたのしもうぜ)

せっかくだから 楽しもうぜ

(はなばなしくまえ　はなむけのおどり)

華々しく舞え はなむけの踊り

(そーれっ　そーれっ　そーれっ)

そーれっ そーれっ そーれっ

(「ははっおそいおそい」)

「ははっ 遅い遅い」

(はらをすえろきをちらすなめのまえのてきをたおすのみ)

肚を据えろ気を散らすな目の前の敵を倒すのみ

(「そのこころがけ、わるくない」)

「その心がけ、悪くない」

(「・・・・・・」)

「……」

(「ひとりでじゅうぶんとはいわないのかい？」)

「ひとりで十分とは言わないのかい？」

(「ふじゅうぶんはしょうちしている。・・・だが、やらせてくれ！」)

「不十分は承知している。…だが、やらせてくれ！」

(はらをすえろ、きをちらすな、めのまえのてきをかならず、たおせ)

肚を据えろ、気を散らすな、目の前の敵を必ず、倒せ

(「かならず、だ」)

「必ず、だ」

(はなばなしくたたかえういじんのしきりなおしだ！)

華々しく戦え 初陣の仕切り直しだ！