Untitled／初恋の嵐

(おねがいだ、ぼくにふれるすべをみいださないで)

お願いだ、僕に触れる術を見出さないで

(おまえがのぞむものなどここにはのこってないよ)

お前が望むものなど　ここには残ってないよ

(ひとばんじゅうきみにふれるすべをかんがえてたんだ)

一晩中君に触れる術を考えてたんだ

(じぶんでさえもあざむくこころはのこってないよ)

自分でさえも欺く　心は残ってないよ

(ずっとまえのあるばしょですべてがうごきだしていたんだよ)

ずっと前のある場所で 全てが動き出していたんだよ

(おもいでのおもさがふたりをうごけなくしているだけ)

思い出の重さが　二人を動けなくしているだけ

(かなしみをこいんにかえていきていく)

悲しみをコインに変えて生きていく

(おまえがのぞむものなどここにはのこってないよ)

お前が望むものなど　ここには残ってないよ

(きょうふしんといじだけがおまえとぼくをつないでるのなら)

恐怖心と意地だけが お前と僕をつないでるのなら

(たぶんつみぶかさでぼくはうごけなくなってしまうから)

多分罪深さで僕は動けなくなってしまうから

(よろこびのよいんはけしていきていく)

喜びの余韻は消して生きていく

(おまえがのぞむものなどここにはのこってないよ)

お前が望むものなど　ここには残ってないよ