僕らが強く。/マカロニえんぴつ

(あいはおとしものだ)

愛は落としものだ

(だれかのおとしものはきょうも)

誰かの落としものは今日も

(まちがえてぽけっとをすべりおちた)

間違えてポケットを滑り落ちた

(で、ぼくやきみがひろってたりする)

で、僕や君が拾ってたりする

(だからね、なくしものじゃない)

だからね、失くしものじゃない

(はなれてもはなしのつづきをだきしめてだきしめて)

離れても話の続きを抱きしめて抱きしめて

(とめられないしやめさせない)

止められないし止めさせない

(だっておとはなりつづけてる)

だって音楽は鳴り続けてる

(わらってたいんじゃなくてね、わらいあってたいのだ)

笑ってたいんじゃなくてね、笑い合ってたいのだ

(いままでもそしてこれからも)

今までもそしてこれからも

(わかってないことをもっとわかちあってたいのさ)

分かってないことをもっと分かち合ってたいのさ

(たりないものばかりのぼくらなら)

足りないものばかりの僕らなら

(なんどもであえるからね)

何度も出会えるからね

(あいはみつかりましたか？)

愛は見つかりましたか？

(きずだらけのひびをそっとゆるしてあるきだすことにしたんだ)

傷だらけの日々をそっと許して歩き出すことにしたんだ

(なあ、どうかいきることをゆずるなよ)

なあ、どうか生きることを譲るなよ

(つよくぼくらがつよく)

強く僕らが強く

(わらってたいんじゃなくてね、わらいあってたいのだ)

笑ってたいんじゃなくてね、笑い合ってたいのだ

(いままでもずっとこれからも)

今までもずっとこれからも

(わかってたいことをちゃんとわかちあってたいのさ)

分かってたいことをちゃんと分かち合ってたいのさ

(たりないものばかりのぼくらなら)

足りないものばかりの僕らなら

(なんどもであえるはずさ)

何度も出会えるはずさ

(きみのせいぎはきみがしんじぬいてあげてね)

君の正義は君が信じ抜いてあげてね

(こわくてよわくてにげだしたいよるこそ)

怖くて弱くて逃げ出したい夜こそ

(ともよなみだよきぼうようたよ、なにもしなないでくれおねがいだ)

友よ涙よ希望よ歌よ、何も死なないでくれお願いだ

(にげばしょをまもるためだったらぼくもゆく、ぼくらもたたかうよ)

逃げ場所を守るためだったら僕も行く、僕らも戦うよ

(かなわないゆめでもかたりあってたいのだ)

叶わない夢でも語り合ってたいのだ

(おもいえがいたきょうとはちがっても)

思い描いた今日とは違っても

(ふさがれてたまるかよ、ふざけあってやるよ)

ふさがれてたまるかよ、ふざけ合ってやるよ

(たりないものだらけのぼくらなら)

足りないものだらけの僕らなら

(なんどもであえるからね)

何度も出会えるからね

(なんどもであわなくては)

何度も出会わなくては