愛が灯る／ロクデナシ

(ただいつもよりさびしくなって)

ただいつもより 寂しくなって

(ぽつりぽつりこぼれることば)

ぽつり ぽつり こぼれる言葉

(ぼくにはなにもないようだから)

僕には何も 無いようだから

(なみだくらいながさせてくれ)

涙くらい 流させてくれ

(そうやってすごしたひびに)

そうやって 過ごした日々に

(いつかいつかいみはできるの？)

いつか いつか 意味はできるの？

(こうやってきずつくよるに)

こうやって 傷つく夜に

(ひとつひかりのおとが)

ひとつ 光の音が

(ああやがてくるあしたのまえで)

嗚呼 やがてくる 明日の前で

(もうこわくないっていえるように)

もう怖くないって 言えるように

(ただあいがともるやさしくともる)

ただ愛が灯る 優しく灯る

(きょうはきょうはわらえるように)

今日は 今日は 笑えるように

(そうやってくるしいひびを)

そうやって 苦しい日々を

(いつかいつかだきしめられる？)

いつか いつか 抱きしめられる？

(こうやってないちゃうよるに)

こうやって泣いちゃう夜に

(どうかみちびいてくれ)

どうか 導いてくれ

(しってゆくおとなになるの)

知ってゆく 大人になるの

(そのたびにからっぽなこころだけ)

その度に 空っぽな心だけ

(でもさわすれてはいないんだ)

でもさ 忘れてはいないんだ

(かすかにのこるぬくもりのおと)

微かに残る 温もりの音

(ああやがてくるあしたのまえで)

嗚呼やがて来る 明日の前で

(いまえがくかこのよるも)

今描く過去の夜も

(ゆめのなかただあいがともる)

夢の中 ただ愛が灯る

(やさしくともる)

優しく灯る

(きょうはきょうは)

今日は 今日は

(わらえるように)

笑えるように

(ひとりがひとりがこわくて)

独りが 独りが 怖くて

(こころにちょっぴりかくしてた)

心にちょっぴり 隠してた

(しんどいかんじょうそれすらも)

しんどい感情 それすらも

(だきしめるの)

抱きしめるの

(ああおいつかないままきえてった)

嗚呼 追いつかないまま 消えてった

(ならそれでもそれでも)

ならそれでも それでも

(いいんじゃない？)

いいんじゃない？

(こわくないっていえるのなら)

怖くないって 言えるのなら

(きょうは)

今日は