神山智洋10000字インタビュー抜粋

(なにやってんのやろって)

何やってんのやろって。

(１０ねんくらいいっしょに)

10年くらい、いっしょに

(ゆめおっかけてくれてたひとのやさしさやのに)

夢追っかけてくれてた人のやさしさやのに。

(おれがきかっておもいましたね)

“俺、ガキか”って思いましたね。

(なんかそこでひとつふっきれて)

なんか、そこでひとつ吹っ切れて、

(やめるのはやめようって)

やめるのはやめようって。

(まだもとめられることがあるなら)

まだ求められることがあるなら、

(つづけていこうって)

続けていこうって。

(えんぎもすきやし)

演技も好きやし、

(そっちのみちもあるかもしれないって)

そっちの道もあるかもしれないって。

(そしたらりはなんにちめかな)

そしたらリハ何日目かな、

(あきとくんにはなしかけられて)

照史くんに話かけられて。

(４たす３ってかたちになるってどうおもうって)

“4+3って形になるってどう思う？”って。

(おれぜったいいややっていったんです)

俺、“絶対イヤや！”って言ったんです。

(あきとくんそうだよねってかなしそうなかおして)

照史くん、“そうだよね”って悲しそうな顔して。

(そのかいわをきいてたすたっふさんに)

その会話を聞いてたスタッフさんに、

(いやなのはとうぜん)

“イヤなのは当然。

(でもあきとくんのきもちもかんがえてあげてっていわれて)

でも、照史くんの気持ちも考えてあげて”って言われて。

(そのしゅんかん)

その瞬間、

(おれがまちがってるってきづいたんです)

俺がまちがってるって気づいたんです。

(あきとくんだって)

照史くんだって、

(４たす３ってかたちをのぞんでるわけじゃない)

4+3って形を望んでるわけじゃない。

(７にんででびゅーできるためのみちをくるしみながら)

7人でデビューできるための道を苦しみながら

(さがしてくれてたんだって)

探してくれてたんだって。

(おれがいややっていうのは)

俺がイヤやって言うのは、

(どんだけあきとくんをくるしめるのか)

どんだけ照史くんを苦しめるのか。

(でびゅーはっぴょうのとき)

デビュー発表のとき、

(いちばんつらかったんは)

いちばんつらかったんは、

(おれでもりゅうせいやはまちゃんでもない)

俺でも、流星や濵ちゃんでもない、

(４にんやったって)

4人やったって。

(でももしもやけど)

でも、もしもやけど、

(３にんのなかでりゅうせいかはまちゃん)

3人の中で流星か濵ちゃん、

(どっちかがぬけるじょうたいで)

どっちかが抜ける状態で、

(６にんか５にんになるんだったら)

6人か5人になるんだったら、

(おれはぜったいにはいってなかったです)

俺は絶対に入ってなかったです。

(ぐるーぷにはいることにこだわってたんじゃなくて)

グループに入ることにこだわってたんじゃなくて、

(７にんであることにこだわってたんで)

7人であることにこだわってたんで。