Time goes byタイピング

(わすれられないままおとなになっていた)

忘れられないまま大人になっていた

(たかいびるをめでなぞりまわりつづけるまちで)

高いビルを目でなぞり周り続ける街で

(なさけないほどにおもいだすこと)

情けないほどに思い出すこと

(うそとかいていしをなげたぼくのかおだった)

嘘と書いて石を投げた僕の顔だった

(なにもなかったようなそぶり)

何もなかったような素振り

(ごまかしつづけていたことばも)

ごまかし続けていた言葉も

(ぶれーきをかけたままじゃいっぽもまえにはすすめない)

ブレーキをかけたままじゃ一歩も前には進めない

(かぎられたときでどれだけのひとにであえるのかな)

限られた時間でどれだけの人に出会えるのかな

(こうかいしてばかりのあのひをけして)

後悔してばかりのあの日を消して

(めのまえにあるたいせつなものにきづくときはくるさ)

目の前にある大切なものに気付く時は来るさ

(むげんだいのあしたがあるから)

無限大の明日があるから

(こたえられなかったじしんがなかったから)

答えられなかった自信がなかったから

(いまでもしらんふりしてとおるきずつけたばしょを)

今でも知らんふりして通る傷つけた場所を

(どうでもいいこととわりきって)

どうでもいいことと割り切って

(でんわごしにきこえたなきごえを)

電話越しに聞こえた泣き声を

(いまでもおもうたびだきしめたくなるごめんねと)

今でも思うたび抱きしめたくなるごめんねと

(まちがいじゃなかったとあのひたしかにつよがっていた)

間違いじゃなかったとあの日確かに強がっていた

(いまになってきづくことばかりぼくは)

今になって気づくことばかり僕は

(そばにいるやさしさにてれわらいすなおになりたいから)

そばにいる優しさに照れ笑い素直になりたいから

(さしのべたてをにぎらせてよ)

差し伸べた手を握らせてよ

(であいわかれをくりかえしいつだって)

出会い別れを繰り返しいつだって

(おれんじいろのはこのなかでゆれるぼくらのかげ)

オレンジ色の箱の中で揺れる僕らの影

(かぎられたときでどれだけのひとにであえるのかな)

限られた時間でどれだけの人に出会えるのかな

(こうかいしてばかりのあのひをけして)

後悔してばかりのあの日を消して

(めのまえにあるたいせつなものにきづくときはくるさ)

目の前にある大切なものに気づく時は来るさ

(むげんだいのあしたがあるから)

無限大の明日があるから

(なんどでもあしたはくるから)

何度でも明日は来るから