濵田崇裕10000字インタビュー抜粋

(うらぐちからそとにでてって)

裏口から外に出てって。

(なんかじごくでしたね)

なんか地獄でしたね。

(いつもどおりにせっしてほしかったし)

いつも通りに接してほしかったし、

(せっしたかったのに)

接したかったのに、

(いつものくうきじゃぜんぜんなくて)

いつもの空気じゃ全然なくて。

(きをつかってるかんじが)

気をつかってる感じが。

(そのよるじゅんたにでんわしたんです)

その夜、淳太に電話したんです。

(いつもどおりしゃべってもらっていい)

“いつもどおりしゃべってもらっていい？

(きをつかわれるのいややって)

気をつかわれるのイヤや”って。

(じゅんたのきもちもわかる)

淳太の気持ちもわかる。

(とんでもないことがおきてるのもわかる)

とんでもないことが起きてるのもわかる。

(でもいややったんですよ)

でも、イヤやったんですよ。

(なんかいままでみんなですこしずつきずきあげてきたものが)

なんか、今までみんなで少しずつ築き上げてきたものが、

(ぜんぶこわれちゃいそうで)

全部壊れちゃいそうで。

(４にんがしゃちょうやじむしょのひとに)

4人が社長や事務所の人に

(はたらきかけてくれてるってはなしを)

働きかけてくれてるって話を、

(もれきいたりもしてたんです)

漏れ聞いたりもしてたんです。

(それでもしんてんはなくて)

それでも進展はなくて……。

(しげにいったんです)

しげ（重岡）に言ったんです。

(いろいろうごいてくれとるらしいな)

“いろいろ動いてくれとるらしいな。

(ありがとな)

ありがとな。

(でももうむりやろ)

でも、もうムリやろ。

(おれべつのみちさがすわって)

俺、別の道探すわ”って。

(そしたらしげが)

そしたら、しげが、

(すっげーしんけんなかおで)

すっげー真剣な顔で

(ちょっとまっててください)

“ちょっと待っててください。

(１００％はいれないとはおもわなくてもいいとおもいます)

100％入れないとは思わなくてもいいと思います。

(いまはまだそれくらいしかいえないですけどって)

今はまだ、それくらいしか言えないですけど”って。

(そのことばで)

その言葉で、

(なんかきんちょうというか)

なんか緊張というか

(ふあんがとけたんですよ)

不安が解けたんですよ。

(これはめんばーになったいまだから)

これはメンバーになった今だから

(いえるのかもしれないけど)

言えるのかもしれないけど、

(どんなけっかがでたとしても)

どんな結果が出たとしても

(うけいれようというか)

受け入れようというか。

(おもいどおりにはいかないかもしれない)

思い通りにはいかないかもしれない。

(ただおれは)

ただ俺は、

(できることはせいいっぱいやった)

できることは精いっぱいやった。

(そしてこんなすてきななかまが)

そして、こんな素敵な仲間が、

(おれたちのためにけんめいにうごいてくれた)

俺たちの為に懸命に動いてくれた……

(くいはないって)

悔いはないって。

(なんかなぐりこみっていめーじですね)

なんか、殴りこみってイメージですね。

(かんさいらしさぼくららしさをぶつけるかんかく)

関西らしさ、僕ららしさをぶつける感覚。

(いどむかんじです)

挑む感じです。

(もちろんまだじぶんたちにも)

もちろんまだ自分たちにも、

(なにができるかなにがむいているのか)

何ができるか、何が向いているのか

(わかってないじょうきょうで)

わかってない状況で。

(でもこの７にんだからできること)

でも、この7人だからできること、

(この７にんじゃなきゃできないことがきっとあるから)

この7人じゃなきゃできないことがきっとあるから。