「意味を見るのは覚悟してください。」終-5
今回は学校から帰ってくるときに思いついた話です。自分でも怖くなったので帰ったら真っ先にトイレを確認しました。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Arima | 3836 | D++ | 4.1 | 92.9% | 415.5 | 1725 | 131 | 41 | 2024/12/05 |
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問題文
(きょうはさすがにのみすぎた。)
今日はさすがに飲みすぎた。
(しゃかいじん2ねんめのおれは、こうこうのどうきゅうなまのどうそうかいにおとずれていた。)
社会人2年目の俺は、高校の同級生の同窓会に訪れていた。
(そしておもいでばなしとさけはどんどんまわり...しゅうでんまでのんでしまった。)
そして思い出話と酒はどんどん回り...終電まで飲んでしまった。
(なんとかしゅうでんにはのれたが、あと1ぷんでものんでいたら)
なんとか終電には乗れたが、後1分でも飲んでいたら
(おそらくとほでかえっていたであろう。)
おそらく徒歩で帰っていたであろう。
(あるこーるがまわったふらふらのからだでえれべーたーにのる。)
アルコールが回ったフラフラの体でエレベーターに乗る。
(じぶんがすんでいる5かいには、なにかへんなにおいがたちこめている。)
自分が住んでいる5階には、何か変なにおいが立ち込めている。
(かぎをあけ、おもいとびらをおしあける。)
鍵を開け、重い扉を押し開ける。
(べやのなかからは、くさったような、きょうれつなにおいがした。)
部屋の中からは、腐ったような、強烈なにおいがした。
(5かいにたちこめていたにおいは、おれのへやのものだったのだ。)
5階に立ち込めていた匂いは、俺の部屋のものだったのだ。
(おれはそのにおいのありかをたしかめるべく、いえじゅうをさがした。)
俺はその匂いの在処を確かめるべく、家中を探した。
(ひとりぐらしの1kだ、そこまでさがすところはない。)
一人暮らしの1Kだ、そこまで探すところはない。
(そして、そのありかはあっさりみつかった。)
そして、その在処はあっさり見つかった。
(そこは、といれであった。)
そこは、トイレであった。
(そこからはなまぐさい、くさったような、てつのにおいがする。)
そこからは生臭い、腐ったような、鉄の匂いがする。
(おそるおそるどあをあける。すきまから「それ」がみえる。)
恐る恐るドアを開ける。隙間から「それ」が見える。
(「それ」はおそらくにんげんだったものである。)
「それ」はおそらく人間だったものである。
(おれはひめいをあげた。)
俺は悲鳴を上げた。
(あかいどろどろしたものがびんざについている。)
赤いどろどろしたものが便座に着いている。
(かおすらわからないほど、「それ」はぐちゃぐちゃだった。)
顔すらわからないほど、「それ」はぐちゃぐちゃだった。
(すぐにけいさつにれんらくした。)
すぐに警察に連絡した。
(もちろんさいしょはおれがうたがわれたが、)
もちろん最初は俺が疑われたが、
(しぼうすいていじこくがだされ、そのときおれはありばいがあったため)
死亡推定時刻が出され、そのとき俺はアリバイがあったため
(はんにんからははずれた。)
犯人からは外れた。
(そしてかんじんのはんにんなのだが、)
そして肝心の犯人なのだが、
(ろうかについているかんしかめらのえいぞうをかくにんすると、とくていできた。)
廊下についている監視カメラの映像を確認すると、特定できた。
(きょう、すんでいるかいそうのろうかをとおったのがおれいがいひとりしかいなく、)
今日、住んでいる階層の廊下を通ったのが俺以外一人しかいなく、
(あっさりつかまったらしい。)
あっさり捕まったらしい。
(そしてじぶんのへやのかぎをこじあけてはいってきたそうだ。)
そして自分の部屋の鍵をこじ開けて入ってきたそうだ。
(おれはじこぶっけんになるのではとおもい、すぐにひっこした。)
俺は事故物件になるのではと思い、すぐに引っ越した。
(-かいせつ-)
-解説-
(こんかいはいみよまなくてもぐろいしこわいですね。)
今回は意味読まなくてもグロいし怖いですね。
(はんにんがみつかってよかったです。)
犯人が見つかってよかったです。
(「ひとりぐらし」でこんなことがおきたらとらうまですね...)
「一人暮らし」でこんなことが起きたらトラウマですね...
(けどなにかこのはなし、ひとつふかかいじゃないですか?)
けど何かこの話、一つ不可解じゃないですか?
(ろうかをとおったのはひとりだけでした。そのひとがはんにんです。)
廊下を通ったのは一人だけでした。その人が犯人です。
(いいかえましょう、「はんにんいがいはろうかをとおっていない」のです。)
言い換えましょう、「犯人以外は廊下を通っていない」のです。
(はなしにもあるとおり、しゅじんこうは「ひとりぐらし」です。)
話にもある通り、主人公は「一人暮らし」です。
(あれ、じゃあけっきょく...)
あれ、じゃあ結局...
(「それ」はだれだったんでしょう?)
「それ」は誰だったんでしょう?
(「それ」はどこからしゅじんこうのへやにはいったのでしょう?)
「それ」はどこから主人公の部屋に入ったのでしょう?