あかときリロード

(うわがきするほどこうしんされないだってずっとすきなんだから)

上書きする程更新されない だってずっと好きなんだから

(かわらないかわりたいもっとちゃんとしたい)

変わらない 変わりたい もっとちゃんとしたい

(だけどいまあなたをすきなじぶんもすきでいたい)

だけど今あなたを好きな自分も好きでいたい

(くちびるのほくろにきがついたのはこんやにおいしくよえたから)

唇のホクロに気がついたのは今夜に美味しく酔えたから

(だきしめるほどちかくにいつもいられるわけじゃない)

抱きしめるほど近くにいつもいられるわけじゃない

(きょうはすこしだけまたたきわすれてわすれて)

今日は少しだけ瞬き忘れて 忘れて

(ふたりのせかいだれもいない)

ふたりの世界 誰もいない

(だからだれもしらないせかい)

だから誰も知らない世界

(たりないからくりかえすきすはふたりをせかす)

足りないから繰り返すキスはふたりを急かす

(あなたがあたしをやさしくだきしめてくれるから)

あなたがあたしを優しく抱きしめてくれるから

(おもいのとどまるすべをしりたい)

思いの留まる術を知りたい

(あいのことばはものたりない)

愛の言葉は物足りない

(まいにちそらがじぶんかってであるように)

毎日空が自分勝手であるように

(あなたもあたしもきっとそんなふうだよね)

あなたもあたしもきっとそんな風だよね

(かきこわしたなつのおもいでみたいだ)

掻き壊した夏の思い出みたいだ

(こうじつもにおいものこってる)

口実も匂いも残ってる

(すなおなほうへまかせてゆるせないときをすごして)

素直な方へまかせて　許せない時を過ごして

(からだじゅうのこしたあたしをおぼえておぼえて)

身体中残したあたしを覚えて　覚えて

(つながってもあいしても)

繋がっても　愛しても

(ぬぐいきれぬひとりのせかい)

拭いきれぬひとりの世界

(ふあんなのはあなたのせいじゃない)

不安なのはあなたのせいじゃない

(あたしのおもいがようふくのそでのいろいつまでもなみだでかえるから)

あたしの想いが洋服の袖の色　いつまでも涙で変えるから

(ふたりのせかいだれもいない)

ふたりの世界　誰もいない

(だからだれもしらないせかい)

だから誰も知らない世界

(たりないからくりかえすきすはふたりをせかす)

足りないから繰り返すキスはふたりを急かす

(あなたがあたしをやさしくだきしめてくれるから)

あなたがあたしを優しく抱きしめてくれるから