365日家族

(おはようおやすみ)

「おはよう」「おやすみ」

(そんなあいさつを)

そんな挨拶を

(くりかえしかわすまいにち)

繰り返し交わす毎日

(よなかのけんかもあさには)

夜中のケンカも　朝には

(めだまやきにえがおまたもとどおり)

目玉焼きに　笑顔　また元通り

(へやのかたすみにぬぎすてたくつした)

部屋の片隅に　脱ぎ捨てた靴下

(なんびゃっかいちゅういされたろう)

何百回　注意されたろう

(にがわらいしながら)

苦笑いしながら

(おもいだしたのはあのひいえなかったことば)

思い出したのは　あの日言えなかった言葉

(たとえばちいさなｈｕｇをして)

例えば　小さなHUGをして

(たとえばｉｌｏｖｅｙｏｕってつたえて)

例えば「I love you」って伝えて

(いつでもえいがみたいに)

いつでも　映画みたいに

(ぼくらはぶきようになれないけれど)

僕らは不器用になれないけれど

(３６５にちかぞく)

365日家族

(このよにいるきせきわけあって)

この世にいる奇跡　分け合って

(すこしずつだっていいからうけとめたい)

少しずつだっていいから　受け止めたい

(うまれてきたことしんでゆくこと)

生まれてきたこと　死んでゆくこと

(ありがとうっていうただひとこと)

「ありがとう」っていう　ただひと言

(つたえようなみだこみあげても)

伝えよう　ナミダこみあげても

(あしたがははのひじゃなくたっていい)

明日が　母の日じゃなくたっていい

(しゅんかしゅうとうぼくたちはつながってる)

春夏秋冬　僕達は繋がってる

(せいかくやかおやことばやしぐさが)

性格や　顔や　言葉や　仕草が

(ちがってもおなじことがある)

違っても　同じことがある

(それはひとはだれもひとからうまれてきたこと)

それは　人は誰も　人から生まれてきたこと

(みんななきながら)

皆　泣きながら

(たとえばにくしみあっても)

例えば　憎しみ合っても

(たとえばきずつけあっても)

例えば　傷つけあっても

(こころできっとへいわを)

心で　きっと平和を

(かなわないひとはだれもいない)

叶わない人は誰もいない

(３６５にちかぞく)

365日家族

(このよではたったひとつのかぞく)

この世ではたった　ひとつの家族

(ちきゅうぎゆびでまわしそんなことを)

地球儀　指でまわし　そんな事を

(かんがえてみたよひとりっきりで)

考えてみたよ　ひとりっきりで

(だけどげんじつはむずかしくて)

だけど　現実は　難しくて

(きょうもだれかがなみだこぼしてる)

今日も　誰かがナミダこぼしてる

(つらくてしょうがないときはかあさん)

辛くて　しょうがない時は　母さん

(せめてねぇぐちぐらい)

せめて　ねぇ　愚痴ぐらい

(きかせて)

聞かせて

(３６５にちかぞく)

365日家族

(このよでたったひとつのかぞく)

この世でたった　ひとつの家族

(すこしずつだっていいからつみあげたい)

少しずつだっていいから　積み上げたい

(ぼくがいまここでできることぜんぶ)

僕が　今此処で　出来ること　全部

(いっしょにくらしてもはなれてても)

一緒に暮らしても　離れてても

(あいしてるっていっしょういえなくても)

愛してるって　一生言えなくても

(いつしかほしになるときもずっと)

いつしか　星になる時も　ずっと

(むすばれてるまいにちが)

結ばれてる　毎日が

(かぞくのひ)

家族の日