あの日の夢を見させてよ

(ほそくながいゆびもくちびるをさわるそのくせも)

細く長い指も　唇を触るその癖も

(わたしだけがしってるあなたであってほしい)

私だけが知ってる　あなたであって欲しい

(いつものほしうらないでもうひとつみてしまうせいざも)

いつもの星占いで　もう一つ見てしまう星座も

(もうわかっているのにこのむねたたいてくるの)

もうわかっているのに　この胸叩いてくるの

(あとすこしのゆうきといきおいだけくださいとそうおもうのに)

あと少しの勇気と勢いだけ　くださいと　そう思うのに

(どうしてどうしてどうして)

どうして　どうして　どうして

(こんなにすきなひとにであってもいえないんだろう)

こんなに好きな人に出会っても　言えないんだろう

(すきだよすきだよすきだよ)

好きだよ　好きだよ　好きだよ

(かなわないおもいならばもういちどあのひのゆめをみさせてよ)

叶わない想いならば　もう一度　あの日の夢を見させてよ

(えきまでのかえりみちふたりきりがうれしかった)

駅までの帰り道　二人きりが嬉しかった

(そんなひにかぎってじょうずにはなせなくて)

そんな日に限って　上手に話せなくて

(きづかれないようにゆっくりあるいた)

気付かれないようにゆっくり歩いた

(このままずっとつかないで)

このまま　ずっと着かないで

(どうしてどうしてどうして)

どうして　どうして　どうして

(わたしのなかのあなたはこんなにもふくらんでいくの)

私の中のあなたはこんなにも　膨らんでいくの

(あとすこしあとすこしあとすこし)

あと少し　あと少し　あと少し

(このじかんがつづきますようにとそんなことをねがっていた)

この時間が続きますようにと　そんなことを願っていた

(いがいなまじめさもおさないえがおもときにみるじゆうさも)

意外な真面目さも　幼い笑顔も　時に見る自由さも

(まだしらなかったあなたをしるたびにただいとしくて)

まだ知らなかったあなたを知る度に　ただ愛しくて

(このままあなたのちかくにいられるだけでいいとか)

このままあなたの近くにいられるだけでいいとか

(かっこいいわたしじゃなくて)

格好良い私じゃなくて

(ほんとうはそのめでわたしをわたしだけをみてほしい)

本当は　その目で私を　私だけを見て欲しい

(しょうじきになれたから)

正直になれたから

(どうしてどうしてどうして)

どうして　どうして　どうして

(こんなにすきなひとにであったのもうしかたないね)

こんなに　好きな人に出会ったの　もう仕方ないね

(すきだよすきだよすきだよ)

好きだよ　好きだよ　好きだよ

(こんなきもちになれたこと)

こんな気持ちになれたこと

(いまわたしちゃんとつたえにいくから)

今　私、ちゃんと伝えにいくから