世界 止めて

(せかいとめてぎゅっとだきよせて)

世界止めて ぎゅっと抱きよせて

(もっとそばにいたいよ)

もっと傍にいたいよ

(なんどもきみにこいにおちてく)

何度も君に恋に落ちてく

(なみだこぼれちかづくよあけ)

涙こぼれ 近づく夜明け

(きみがくれたぬくもりいきがつまりそうなほど)

君がくれた温もり 息が詰まりそうなほど

(かみにふれるゆびさきなくすことがこわくて)

髪に触れる指先 失くすことがこわくて

(ふたりむすびつけるこのいんりょくで)

二人結びつけるこの引力で

(あしたもしはぐれてもかならずさがしだす)

未来(あした)もしはぐれても 必ず探し出す

(せかいとめてぎゅっとだきよせて)

世界止めて ぎゅっと抱きよせて

(ずっとそばにいたいよ)

ずっと傍にいたいよ

(ふたりをつなぐひとつのおもい)

二人をつなぐひとつの想い

(いまはよわいひかりだとしても)

今は弱い光だとしても

(いつしかねむったきみこきゅうあわせてみれば)

いつしか眠った君 呼吸合わせてみれば

(だんだんずれていくこと)

だんだんずれていくこと

(きづいてむねがきしんだ)

気付いて胸が軋んだ

(こんなうちゅうのなかできみにあえて)

こんな宇宙の中で 君に会えて

(いつかもしはぐれてもつよくなれるだろう)

いつかもしはぐれても 強くなれるだろう

(せかいとめてなんていえなくて)

世界止めて なんて言えなくて

(きみはなにをおもうの)

君は何を想うの

(こえにならないおもいは)

声にならない想いは

(いまもとどきそうでとどかないまま)

今も届きそうで届かないまま

(ひとみをとじてゆびでなぞればほら)

瞳をとじて 指でなぞれば ほら

(ねむるまつげのさきまでぜんぶきみをおもいだせる)

眠るまつげの先まで全部 君を思い出せる

(せかいとめてそっとだきしめて)

世界止めて そっと抱きしめて

(わすれるなんてできない)

忘れるなんてできない

(もしもみうしなうときがきても)

もしも見失う時がきても

(きょうのこんなきれいなよあけ)

今日のこんな綺麗な夜明け

(せかいとめてそっとほほえんで)

世界止めて そっとほほ笑んで

(ずっとそばにいるから)

ずっと傍にいるから

(きみをてらすまぶしいよあけ)

君を照らす まぶしい夜明け

(どうかこのままふたりつつんで)

どうかこのまま 二人包んで

(どうかこのまませかいをとめて)

どうかこのまま 世界を止めて