なるため／さくらしめじ

(ひのひかりがきょうをはじめた)

陽の光が今日を始めた

(なにもてにつかないぼくがいる)

何も手につかない僕がいる

(せかいのはしっこでかくれてる)

世界の端っこで隠れてる

(ゆめみていたはずのあしたは)

夢見ていたはずの明日は

(いつのまにかぼやけてしまう)

いつの間にかボヤけてしまう

(なにかにまたきたいして)

何かにまた期待して

(まぁそんなまいにちも)

まぁ、そんな毎日も

(いつかおわりがきて)

いつか終わりが来て

(なんてかんがえてるうちにまた)

なんて考えてるうちにまた

(ごみばこにきょうをすてるの)

ゴミ箱に今日を捨てるの？

(ばかにされておわんならって)

バカにされて終わんならって

(ほんとうはわかってるんだよ)

本当は分かってるんだよ

(ここにはなにもないこと)

ここには何もないこと

(ばかみたいにおわんなら)

バカみたいに終わんなら

(なにものでもないぼくがそのなにかに)

何者でもない僕がその何かに

(なるためのきょうにするよ)

なるための今日にするよ

(つきのひかりがきみのみちをゆらりゆらりと)

月の光が君の道をゆらりゆらりと

(ゆがませるなら)

歪ませるなら

(ぼくのこのおとでつれてくよ)

僕のこの音で連れてくよ

(ゆめみていたはずのきのうは)

夢見ていたはずの昨日は

(まるでとおいむかしのよう)

まるで遠い昔のよう

(きみのみちはそこでいい)

君の道はそこでいい？

(まぁこんなもんだろうな)

まぁ、こんなもんだろうな

(やぶりすてたものを)

破り捨てたものを

(もういちどそのてでもがいてつかんで)

もう1度その手でもがいて掴んで

(はなさずににぎりしめてよ)

離さずに握りしめてよ

(ばかにされておわんならって)

バカにされて終わんならって

(ほんとうはわかってるんだろ)

本当は分かってるんだろ

(そこにはなんにもないこと)

そこには何にもないこと

(でもでもでもでも)

でも　でも　でも　でも

(きみがたちつくすなら)

君が立ちつくすなら

(なにものでもない)

何物でもない

(このうたを)

この歌を

(ばかにされておわんならって)

バカにされて終わんならって

(ほんとうはわかってるんだよ)

本当は分かってるんだよ

(ここにはなにもないこと)

ここには何もないこと

(ばかみたいにおわんなら)

バカみたいに終わんなら

(なにものでもないぼくがそのなにかに)

何者でもない僕がその何かに

(なるためのきょうにするよ)

なるための今日にするよ

(そうだ)

そうだ

(きょうがぼくたちのすたーと)

今日が僕たちのスタート

(じぶんだけのみちだ)

自分だけの道だ

(そうさ)

そうさ

(わらえなくたって)

笑えなくたって

(いつかいつか)

いつかいつか

(ねがうだけでいい)

願うだけでいい

(そうだ)

そうだ

(きょうがぼくたちのすたーと)

今日が僕たちのスタート

(じぶんだけのみちだ)

自分だけの道だ

(そうさ)

そうさ

(わらえなくたって)

笑えなくたって

(いつかいつか)

いつかいつか

(ねがうだけでいいんだ)

願うだけでいいんだ