フィクションブルー 初音ミク
イラストは 佐々米氏
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歌詞(問題文)
(あのひのけしきにまたこぎだせば)
あの日の景色にまた漕ぎ出せば
(ゆれいろかさねたつひにうかべた)
揺れ色重ね発つ日に浮かべた
(なつのおとにひかれてふりかえるたび)
夏の音に引かれて振り返る度
(あのひのきみがわらう)
あの日の君が笑う
(ことばをうばうほどのひざしと)
言葉を奪う程の陽射しと
(はずかしいほどあおすぎるそら)
恥ずかしい程青すぎる空
(めまいがしそうなほどかわいたくうきのにおい)
眩暈がしそうな程 渇いた空気の匂い
(まちあわせはいつものあのばしょで)
待ち合わせはいつものあの場所で
(ねじれたけしきをきりさくように)
捻れた景色を切り裂く様に
(むじゃきなめでつよくぼくのてをひいた)
無邪気な瞳で強く僕の手を引いた
(だれもいないとこまでふたりでいこうかなんて)
誰も居ないとこまで二人で行こうかなんて
(わらいあってた)
笑い合ってた
(あのひからうごかないときがいま)
あの日から動かない時が今
(みゃくうつたびにまぶたにながれる)
脈打つ度に瞼に流れる
(くるおしいほどにただかがやいていた)
狂おしい程にただ輝いていた
(あのひのふたりがわらう)
あの日の二人が笑う
(だれにねがわずともいたずらにながれるときのなかで)
誰に願わずとも悪戯に流れる時の中で
(いつしかのびたせたけにあわないぼくを)
いつしか伸びた背丈 似合わない僕を
(どうかわらってくれないか)
どうか笑ってくれないか
(きみがわらえばつられてわらった)
君が笑えば釣られて笑った
(なつかしいけしきこのゆびにそっと)
懐かしい景色この指にそっと
(かすめてきえたあのふたりのこえは)
掠めて消えたあの二人の声は
(いまもそこにあるのかな)
今もそこにあるのかな
(ねじれたけしきをきりさくように)
捻れた景色を切り裂く様に
(むじゃきなめでつよくなつのてをひいた)
無邪気な瞳で強く夏の手を引いた
(だれもしらないあのばしょでまちあわせようよ)
誰も知らないあの場所で待ち合わせようよ
(だからまたね)
だからまたね
(あのひのけしきにとりのこされた)
あの日の景色に取り残された
(きみのてをひくそのとききこえた)
君の手を引くその時聞こえた
(なつかしいこえにただ)
懐かしい声にただ
(ただないているあのひのぼくのように)
ただ泣いているあの日の僕の様に
(あのひからうごかないときがいま)
あの日から動かない時が今
(ほんのすこしだけすすんでみえた)
ほんの少しだけ進んで見えた
(やがてまわるきせつよかがやいていて)
やがて廻る季節よ輝いていて
(ふたりがわらえるように)
二人が笑えるように
(どれだけじかんがすぎたとしても)
どれだけ時間が過ぎたとしても
(どれだけきせつのいろかぞえても)
どれだけ季節の色数えても
(あのひふたりならんでみおろしたけしき)
あの日二人並んで見下ろした景色
(わすれることはないから)
忘れることはないから
(きみとてをつないだなつのひよ)
君と手を繋いだ夏の日よ