プロポーズ 初兎【Rapver.】

(たとえばきみがあしたしぬなら)

例えば君が　明日死ぬなら

(ぼくはいまからわらってとびこめるだろう)

僕は今から　笑って飛び込めるだろう

(ふたりいがいのじかんをおもうと)

二人以外の　時間を想うと

(どうしようもないほどむねがいたくなるよ)

どうしようもないほど　胸が痛くなるよ

(ねむそうなめつよがるくせ)

眠そうな目　強がる癖

(だきあうときはあまくなるこえも)

抱き合う時は甘くなる声も

(ぜんぶぜんぶもうぼくだけがいい)

全部全部もう　僕だけがいい

(くるしいよおねがい)

苦しいよ　お願い

(きみは)

君は

(ずるいずるいずるいずるいずるい)

ずるい　ずるい　ずるい　ずるい　ずるい

(ひとだもう)

人だ、もう

(わがままなきみのなかできれいにくさったばつ)

わがままな君の中で　綺麗に腐った罰

(きいてきいてきいてきいてきいてよ)

聞いて　聞いて　聞いて　聞いて　聞いてよ

(おねがいやさしくだいてやさしくだいてやさしくだいて)

お願い優しく抱いて　優しく抱いて　優しく抱いて

(ふびんなひめいにばんそう)

不憫な悲鳴に伴奏

(ぬけだしたとらうまさいえんそう)

抜け出したトラウマ　再演奏

(むくなひめにささやいた)

無垢な姫に囁いた

(だれのものになりたいの)

誰のものになりたいの

(あいもいらぬかいほう)

愛も要らぬ解放

(しろがいそうのばらはいそう)

白外装の薔薇は移送

(しゃれたぶーけにｈａｔｅをとばした)

洒落たブーケにHateを飛ばした

(ふかんぜんだからてをのばした)

不完全だから手を伸ばした

(しかたがないとわかっているけど)

仕方がないと　分かっているけど

(このいとしさをひとりじめしたいよ)

この愛しさを　独り占めしたいよ

(ほかのだれかのあたまのなかに)

他の誰かの　頭の中に

(きみがいるならえがおでつぶしてまわろう)

君が居るなら　笑顔で潰して回ろう

(すききらいもそうすこしまるいても)

好き嫌いもそう　少し丸い手も

(かおをよごすとちょっとおこるところも)

顔を汚すとちょっと　怒るところも

(ぜんぶぜんぶもうぼくだけがいい)

全部全部もう　僕だけがいい

(くるしいよおねがい)

苦しいよ　お願い

(きみは)

君は

(ずるいずるいずるいずるいずるい)

ずるい　ずるい　ずるい　ずるい　ずるい

(ひとだもう)

人だ、もう

(あいじょうはきみのなかでみにくくそだったな)

愛情は君の中で　醜く育ったな

(きいてきいてきいてきいてきいてきいてよ)

聞いて　聞いて　聞いて　聞いて　聞いて　聞いてよ

(おねがいはげしくないてはげしくないてはげしくないて)

お願い激しく啼いて　激しく啼いて　激しく啼いて

(はどめのないもうそうとぼうそう)

歯止めのない　妄想と暴走

(いえないこともぜんぶしたいよ)

言えないことも　全部したいよ

(かわいいそのひょうじょうでぼくの)

可愛いその表情で僕の

(ことをなぐってこわして)

ことを殴って　壊して

(せんたくしはなかった)

選択肢は無かった

(こうみょうなわなね)

巧妙な罠ね

(あいをしるまえにこいにおぼれた)

愛を知る前に恋に溺れた

(きみとこわれひびどこまで)

君と壊れ日々どこまで

(ふあんもなにもなかった)

不安も何もなかった

(あいだけはしりたくなかった)

愛だけは知りたくなかった

(きみは)

君は

(ずるいずるいずるいずるいずるい)

ずるい　ずるい　ずるい　ずるい　ずるい

(ひとだもう)

人だ、もう

(わがままなきみのなかできれいにくさったばつ)

わがままな君の中で　綺麗に腐った罰

(きいてきいてきいてきいてきいてきいてよ)

聞いて　聞いて　聞いて　聞いて　聞いて　聞いてよ

(おねがいやさしくだいてやさしくだいてやさしくだいて)

お願い優しく抱いて　優しく抱いて　優しく抱いて

(ぼくをこわしてぼくをこわしてぼくをこわしてぼくをこわして)

僕を壊して　僕を壊して　僕を壊して　僕を壊して

(ぼくをこわしてぼくをこわしてぼくをこわして)

僕を壊して　僕を壊して　僕を壊して

(きみがこわして)

君が壊して