エンジェル・ミラージュ feat. 初音ミク

(まるでおとぎばなしのような)

まるで御伽噺のような

(せかいでごきげんよう)

世界でごきげんよう

(うるわしいつばさをまとい)

麗しい翼を纏い

(こちらにほほえんでいる)

こちらに微笑んでいる

(しょうじょにてをひかれきりをぬけ)

少女に手を引かれ霧を抜け

(まぶしいせかいがごきげんよう)

眩しい世界がごきげんよう

(つばさひろげまいあがる)

翼広げ舞い上がる

(このしょうじょにみとれていた)

この少女に見惚れていた

(はくちゅうむのようなささやくこえがして)

白昼夢のような囁く声がして

(しゅくふくのかねがなる)

祝福の鐘が鳴る

(せかいのやさしいあいにとけてゆく)

世界の優しい愛に溶けてゆく

(あわいひかりにつつまれまぶたがおちてく)

淡い光に包まれ瞼が落ちてく

(ゆめかまほうなのかかみのみぞしりえる)

夢か魔法なのか神のみぞ知りえる

(ぷりずむにはんしゃしたなないろのひかりのたば)

プリズムに反射した七色の光の束

(やがてかすんでゆきとびらがしまる)

やがて霞んでゆき扉が閉まる

(すみわたるそらのした)

澄み渡る空の下

(かぜがそっとかたりかける)

風がそっと語りかける

(こころおどるあたらしいねいろが)

心躍る新しい音色が

(あたりをてらしなりひびく)

辺りを照らし鳴り響く

(こもれびにさそわれて)

木漏れ日に誘われて

(ふしぎなであいがまつばしょへ)

不思議な出会いが待つ場所へ

(きせきがきらめくせかいで)

奇跡が煌めく世界で

(ゆめとげんじつがこうさする)

夢と現実が交差する

(ながれるじかんをむししくうちゅうをさんぽして)

流れる時間を無視し空中を散歩して

(ここちよいげんそうにおもいをつのらせる)

心地よい幻想に想いを募らせる

(きよらかなあのけしきを)

清らかなあの景色を

(またみるためのおまじない)

また見るためのおまじない

(ひみつのしらべなりひびき)

秘密の調べ鳴り響き

(せかいにひかりがさす)

世界に光が差す

(おまもりてににぎりしめて)

お守り手に握りしめて

(てんたかくいのりささげる)

天高く祈り捧げる

(しんぴのべーるみにまとい)

神秘のベール身に纏い

(ここにてんしまいおりた)

ここに天使舞い降りた

(あわいひかりにつつまれなみだがおちてく)

淡い光に包まれ涙が落ちてく

(やさしいうそなのかだれにもわからない)

優しい嘘なのか誰にも分からない

(げんそうてきなひかりにしだいにもやがかかる)

幻想的な光に次第に靄がかかる

(やがてつむいだまほうがとけてゆく)

やがて紡いだ魔法が解けてゆく

(すべてはかなくくずれさるきょこうだとしても)

全て儚く崩れ去る虚構だとしても

(あいがさくこころにしんじつはあるから)

愛が咲く心に真実はあるから

(まぼろしにわかれをつげ)

幻に別れを告げ

(ひろいせかいのすみで)

広い世界の隅で

(てんしのあいをさがすたびにでよう)

天使の愛を探す旅に出よう